あなたにふられて本当によかったから。私は全然かわいそうじゃないから。
別れた人に、ふられた人に、自分をどう思わせたいか。
そんなことを友達と話していました。そんなこと話したって仕方ないんだけど。
その友達も、私も、ふられて別れた経験があって。
あの時は、つらかったよね、とか、
でも、今は別れてよかった思う、とか、
そんなことを話していたら、
「別れた相手に、どう思わせたい?」
っていう話になって。
友達は、
「自分がふって不幸になって、ひどい事をした」
って思わせたいって。
私は…。
うーん。
友達と同じに思う時もあるし、
でも、全然逆に、
「自分と別れて、しあわせになってよかった」
って思ってもらいたいと思う時もあるし。
あ。
「よかった」じゃないか。
「よかったんだ…」かな。
多分、私はあの人に
「しあわせになったんだ…」って後悔させたい気持ちがある。
こう思ってしまうって、
私って、やっぱり心が狭い…。
意地悪だ…。
まあ一番強く思うのは、
「かわいそうとだけは思われたくない」
ってこと。
前にも書いたけど、
ある人と別れた時、最期に会った時、
私、ボロボロになってて、
体重もすごく減っちゃってて、
顔もやつれていて。
彼の最後の私への印象は、多分、
「かわいそう」だったと思う。
実際に、別れ話をしている時にも、
「かわいそうで…」
って言われたし。
でも、今でも、「かわいそう」って思われていたら、
すごくやだ。
私、あなたと別れて全然かわいそうなんかじゃなかったし。
別れたから、今の自分に、今の人生にたどりつけたし。
ふられてよかった。
別れてよかった。
って本気で思ってる。
私はかわいそうじゃなかったから。
なーんてことを、
ふられ経験がある友達と電話で話しました。
そんなこと、話している時点で、
ふたりとも、まだ過去に、
何かしら気持ちが残っているのかもしれないよね。
未練があるとかじゃないけど。
自分をふった人への、
強がりなのかな。
変な強がり。
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