2018.09.13

#あの人の事を好きなままで、ずっと好きなままでいいと思っていた。

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夜の闇のような悲しみの中に、ずっといたいと思っていた時があった。
悲しみの中にいて、思い出にひたって生きていきたいと思っていた。
傷なんて癒えなくていいし、悲しみが続いてほしいと思っていた時があった。
   
  
すごく好きだった人に、ふられた時、
「別れよう」って言葉を言われて、
心の整理も、決心も、別れの覚悟も持てないまま別れた後。
   
  
あの人の事を好きなままで、
ずっと好きなままでいいと思っていた。
 
 
あなたの気持ちは変わってしまっても、
私の気持ちは変わらないでいいと思っていた時が、あった。
  
   
このまま想い続けて、ひとりでいてもいいやって、
あの人を忘れるくらいなら、
思い出だけで、ひとりでいいやって、
そう思って過ごしていた日々があった。
 
 
どんなに傷ついたとしても、
あの人を忘れることが怖かった気がする。
  
  
まだ、元に戻れるかもっていう、
期待みたいなものがあったのかもしれない。
  
  
あの人をあきらめて、新しい人生に進んじゃうと、
もうふたりは完全に終わるって、思っていたのかもしれない。
  
  
でも、そんな風にずっと思っていたんじゃ、
人生は進まないし、
そんな場所に居続けたら、自分が自分じゃなくなっちゃう。
 
  

って、ある日、そう思えて、
なぜかふっとそう思えて、進めたんだ。
  
  
暗闇から抜け出すことができた。
 
 
私、どうやって、あの場所から抜け出したんだろう。
 
 
しばらく、闇夜の中にいたら、
闇の中に居続けることに疲れたのかな。
 
 
闇の中にいることは、
夜に休んで眠っているようなものなのかな。
  
  
だから、休んで、
生きる力が湧いてきたら、
もういいかって、もう大丈夫かって、
生きる力がたまってきて、
心が前に進むサインを出したのかな。
  
  
でも、あの悲しみの闇の中にいた時間があったから、
前に進む力が、知らず知らずのうちにたまっていた気がする。
 
 
無理に進もうとしないで、
じっとしている時間があったから、
泣いて泣いて過ごす時間があったから、
だから、前むことができたんだと思うんだ。
    
 
悲しみの闇も無駄じゃないのかな、
って、今は思えます。

    

    
#遠野まりこ

#大和書房 

 

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 遠野まりこ #恋は終わったあともまだこんなにせつない  #別れても好き #東京の夕暮れ #泣きたくなる #夕焼け空 #カコソラ #夕焼けこやけ部 #前に進むための時間 

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2018.01.22

#別れの日の雪。きれいだったんだ。

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思い出す。別れたあの日。あの時も雪が降ってた。
覚えてる、あの寒さも、あの厳しい表情も、張り裂けそうだった心も、あの笑顔も。
 
 
雪の日に別れたことがある。


だから、こんな風に雪が降る日は、
記憶がぐっとあの時に戻る瞬間がある。
  
  
別れ話の後、
思わず雪の中であの人の手を握った。
  
  
でも、降る雪の中、私の手は握り返されることなく。
 
  
手も、心も凍るようで、
私は、雪の中にたたずました。
  
  
別れの時が、
あまりに印象的な景色だったり、
季節を感じすぎる時だったりすると、
つらい時がある。   

  
その時に似た景色や、
あの頃の季節に出会ってしまうと、
一気にその時の想いがよみがえるから。
   
  
泣きたいような気持ちが、
胸の奥につんとくる。
   
  
でも、あの時のあの日の雪、
すごくきれいだった。
  
  
みとれてしまうほど、きれいだったんだ。
 
  
あの時は、3月の季節はずれの雪でした。
     
   
#遠野まりこ

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 遠野まりこ #雪の日 #東京の雪 #雪 #過去の恋 #写真が好き #切ない気持ち #恋は終わったあともまだこんなにせつない 好き #別れ話

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2017.12.28

#ただ「好き」を伝えたい。別れるってわかっていても。

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「好き」っていう気持ちを伝えるのって難しい。
  
  
言葉にするのは簡単かもしれないけど、
「好き」の温度とか、どんな風に「好き」なのか、
そういうのを伝えるのって、難しい。
  
  
「好き」。
 
 
このひと言を伝えるのって、
どうしたらスムーズにできるんだろう。
  
  
こんなに好きなのに、この気持ちを伝えたいだけなのに。
   
  
好きな人に、「好き」って気持ちを伝える時、
こわい。
  
  
勇気が必要。
ダメかもしれないから、覚悟もしなくちゃいけないし。
   
  
ドキドキだ。
     
   
そして、別れていく人、
もうさよならが迫っている人に、
伝える「好き」もある。
   
 
好きだった。
ずっとずっと好きだった。
そして、今でも好き。
   
  

私は、そういう時があった。
 
 
好きだけど、もう別れるしかない状況で、
その気持ちを伝えてしまうことは、
自分のプライドもなくすことだし、相手も困惑するかもしれない。
 
 
それでも、伝えなくちゃ、
これまでのふたりとしての存在がなくなっちゃうことになるから、
だから、だから「好き」って言ってしまう別れもあると思う。
  
  
憎む気持ちや責める気持ちがあっても、
「好き」って言わずにはいられない時が…、あると思う。
  
  
でも、さよならの時の「好き」ほど、悲しい好きはない気がする。
 
  
「好き」。
  
  

ただ言葉としてはこのひと言だけなのに、
深くて、切なくて、悲しくて、あったかくて、泣きたくなるような気持ちもあって。
 
 
別れの時に言ってしまう「好き」には、
そんないろいろな気落ちが、ごちゃまぜになってるんだと思う。
    
  
#遠野まりこ

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2006.12.23

■さようならって言えたらいいのに。

さようならって、さらっと、気持ちを残さず言えたらいいのにな。
もう終わりしかないんだから、希望はないんだから、
それなら潔くさよならを言えたらいいのに。

      
あなたがのことがすごく好きだったの。まだ好きなの。
なんて伝えることもなく、
    
どうしてどうして気持ちが離れてしまったの?
なんてたずねることもなく、
    
あきらめきれない。不安でつぶれてしまいそう。
なんて涙することもなく、
    
ありがとうの言葉もなくていい。

     
ただただ、さようならって言えたらいいのに。

     
友達同士で言うように、一日の終わりに言うように、
何の感情もなく言えたらいのに。

    
さようならって、さらっと言って、別々の道を歩いて行ければいいのに。

       
今は、中国茶のカフェにいます。
仕事の途中で、ちょっと休憩。
   
飲んでいるのは、バラと朝鮮人参の美容とリラクゼーションにいいお茶。
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アップで見ると、ポットの中には、
かわいいバラと、ちょっと気持ち悪い朝鮮人参が入っています。
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お店に流れるのは、「上を向いて歩こう」のクルスマスバージョンボサノヴァ風。

        
今日の渋谷の夕暮れの雑踏は、なんか寂しげです。
曇りだからかな。
クリスマス前の金曜日の華やかさはあまりなしです。
でも、すごい人だけど。

  
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