2024.09.02

別れた彼に言ってしまった言葉。「そばにいてほしい」

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別れた後、もうだめだって分かっているのに、彼にすがってしまった事があった。
言っても無駄なはずの言葉を言ったことがあった。


好きなんだけど別れた人がいた。

    
その人には「結婚」っていう考えがなくて、
好きならいっしょにいればいいっていう人で。

    
でも、私は、ふたりの未来には「結婚」があって。

    
他にも問題はあって、
考え方の違いもうめられなくて、結局彼とは別れた。

 
でも、その人とは別れた後も、会ってしまっていた時期があった。

  
お互いにキライになって別れたわけじゃなかったから。

 
何かと理由をつけて会ってしまっていた。

 
そんなある日、
私が仕事で大きなトラブルを抱えてしまって、
どうしようもなく不安で、
それを彼に相談した帰り道。

    
急に雨が降ってきちゃって。
ふたりで近くにあったガレージで雨宿りをしていた。

   
始めは、たわいもない話をしてたんだけど、
私、「そばにいてほしい」
って言っちゃったんだ。

   
そしたら、彼は「ごめん」って。

  
そうだよね。
そばにいることができないふたりだから、
別れたんだもんね。

     
でも、そんな残酷な言葉なのに、
あの人は私の手を握っていた。

   
言ってることと、態度が違うじゃない…。

 
そう思って、切なかった。

  
でも、それは彼を責めているんじゃない。
私自身を責めた切なさ。

   
弱い自分が悲しくて、悔しくて。
はずかしくて。

  
「ごめん。私帰るね」

 
そう言って、
つないでいた彼の手をほどいて、 
雨の中、ひとりで帰った。

  
あの時、私、彼にすがってしまった。

  
弱い自分で、すがってしまった。

  
でも、そんなのずるいよね。

  
会社でトラブルがあったから、
彼がいない不安に押しつぶされそうになったから、
だから彼にすがってしまった。

  
彼を「好き」な気持ちだけじゃなかった。

 
「好き」な気持ちだけで、すがっていたら、
彼との未来は変わっていたのかな。

  
そんなことないか。

  
あの時、別れてよかったって、今は思ってるし。

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2024.07.25

曲を聴いて思い浮かぶのは、思い出のシーンじゃなくてあの人そのもの。

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昔ふられたあの人が、すごく好きだった曲が、かけっぱなしにしてたJ-WAVEから流れてきた。
  
  
すごく懐かしい曲。
あの人、この曲がすごく好きで、
私も何度も聴かされた。

  
何年ぶりに聴くんだろう。

  
曲って、聴いていた時の思い出の風景や気持ちが
一緒になっていることが多い。
曲を聴いた瞬間、あの時に体も気持ちも、ぶわーって包まれる感覚。

    
いっしょにいた時によく聴いた曲とか、
別れたばかりの時に、ずっと聴いていた曲とか。

   
さっき流れたきた曲は、
思い出っていうより、あの人そのものの曲って感じ。

 
思い浮かぶのは、思い出のシーンじゃなくて、
あの人そのもの。

 
はずかしそうに笑う人だったな。

 
今日は、悲しい気持ちとか、切ない気持ちとかじゃなく、
ああ、昔の私に、あの人っていう存在がいたなっていう、
そんな気持ちで、ラジオからの曲を聴いてた。

    
流れる過去とか、思い出をながめる気持ちで。

    
夏本番が始まったね。

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2024.04.16

#別れた彼のお母さんとの電話。

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失恋してしばらくたってから、
別れた彼のお母さんとある理由でどうしても電話で話さなくちゃいけない時があって、
その時、お母さんから「ごめんなさい」って言葉があった。
その言葉、私にはつらかった。

    
その彼とは、かなり長く付き合っていて、結婚の話も出ていた。
お互いの両親にも何度も会っていたし、
もちろん親も結婚すると思っていたはず。

    
彼のお母さんは、明るくてサバサバした性格で、
私にすごくよくしてくれて、仲良しだった。
個人的に電話で話したりもしてたんだ。

    
彼と別れ話が出ていた時も、
お母さんから「元気?また遊びに来てね」って電話があった。

 
その時彼、お母さんには、まだ私たちの状況を話してなかったんだ。

   
どうなるか、まだきちんとした結論が出ていなかったから、
私、その電話に、
「はい。また行きます」ってしか言えなかった。

         
その後、彼との別れが決定的になってからは、
お母さんから電話がかかってくることはなかったけど、
ある時、ある理由で、
どうしても彼のお母さんと話をしなくちゃいけない時があったの。

    
その時、お母さんが私に、
「ごめんなさい。本当にごめんなさいね」って言ってくれた。

    
でも私、なんて言っていいのか分からなかった。
別にお母さんが悪いわけじゃなかったし。

   
その時、お母さんの「ごめんなさい」っていう言葉に、
胸が痛かった。
……少し傷ついた。

   
お母さんの気持ちは分かるし、優しさも分かった。

     
でも、でも、なんか「ごめんさい」って言われることで、
みじめな気持ちになってしまって。

  
その時は、まだ失恋から立ち直ってない時期だったし。
全然関係ないお母さんを責めてしまいそうな気持ちもあった。

  
私は心が弱い。

      
優しさだって分かっていながら、
傷ついて、みじめな気持ちになるなんて。

  
そんな自分が悲しかった。

         
じゃあ、今ならどうだろう。
彼のお母さんと普通に話せるのかな。
どうだろう。

  
うーん。

  
やっぱり話せないかな。

     
お母さんの優しい気持ちがつらい。
私に悪かったっていう気持ちが、
別れからどんなに時間がたっても、私にはつらいです。
 

#失恋 
 

ー過去記事PIC&リライト

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2024.04.12

#だから、いっしょにいても不安で、孤独で。それでも好きで。

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「好きだから、あなたに何も言えない」。
そういう時と、
「好きだから何でも言ってしまう」。
人を好きになるって、その両方の場合があるよね。

          
私は、すぐに怒る彼と付き合っていた時、
彼と意見が違っても、  
自分の気持ちを言ったら嫌われそうで、
本当の気持ち、言えなかった。

    
すごく好きだったから、嫌われたくなかった。

       
でも、そんな関係はいつかは破綻するよね。

    
いっしょにいて、嫌われるのがこわいっていう関係は、
どんなに好きでも、良くないのかもって思う。
長くは続けられない。

    
嫌われるのがこわいって思うのは、
それは、相手を信じていない心があるからなんじゃないかな。

   
私は、あの時、あの人を信じていなかった。
私のことをどこまで好きでいてくれるのか、不安だった。

    
だから、いっしょにいても、不安で、孤独だった。
でも、それでも好きで。

  
苦しいけど、離れられない恋をしてた。

    
人を好きになるって、難しいよね。

  
もちろん、いくら好きでも、信じているからって、
相手を傷つけるような言葉や、
自分の思いや考えを、
押し付けるようなことは、だめだと思うけど。

    
「好きな人を思いやる気持ち」は必要で。

  
お互いに思いやって、
そして、その上で自分の気持ちを伝えることって、
簡単なようで、ちょっと難しいよね。
 

#失恋 #それでも好き #すぐに怒る彼
 

ー過去記事PIC&リライト

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2024.04.09

#さよならを言われても、あなたを好きな気持ちが消えなくて。

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私が失恋する時って、いつもその人に対しての「好き」が最高の時かもしれない。
そんな時にさよならを言われるから、
「好き」っていう気持ちだけが残されて、どうしていいか分からなくなる。

     
私は、誰かを好きになったら、その人を「好きな気持ち」が減らない。
その「好きな気持ち」は消えてくれない。

         
これは誰もがそうじゃないとは思うけど、
私は「好きな気持ち」は、上がる一方。
いっしょにいればいるほど、好きになっていく。

       
でも、この好きが減らないって、相手にさよならを言われるとかなりつらい。

      
最高に好きなところにいるのに、別れようって言われると、
その瞬間に、突然その人へ気持ちの道がなくなる。
ものすごい高い所から、すとんって底が見えない闇に落ちていく。

      
あなたがいなくなったら、この「好き」な気持ちは…。

             
あの状況は本当につらかったな。

       
その恋を、好きの気持ちが最高のところで終わりにするしかないから、
別れた後も、さよならを言われた後も、
ぱんぱんの「好き」な気持を引きずるしかなかった。

  
「好き」がMAXで立ち止まらなくちゃいけなかったから、
忘れたくても忘れられない気持ちとして、
長い間心に持っていなくちゃいけなかった。

     
10年近く付き合ってた人にふられた時も、
「他に気になる人がいる」、「やることすべてがイヤになった」
って言われても、
憎む気持ちや責める気持ちはあっても、
それでも好きっていう気持ちは、減ることがなかった。

        
「好きだけど、結婚する気はない」って言われた時も、
そんなこと言われたのに、
その人ことが好きって気持ちは、全然消えてくれなかった。
言われた後も、いっしょにいればいるほど好きになっていったし。

      
なんでこうなんだろう。

  
こんなんだから恋が終わっても、その後ずっと切なくて、苦しい。

  
さよならを告げられたら、その瞬間に自分の気持ちも、
すぅっーと冷めてくれたらいいのに。

  
そんな性格だったらよかったのに。

     
それとも、この好きの気持ちの先には、違う何かがあるのかな。
 

#失恋 #それでも好きだった
 

ー過去記事PIC&リライトー  

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2024.03.28

#別れたのも桜の季節。再会したのも桜の季節。

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桜の季節に、ある人と別れた。
そして、その人と別れてから何年か後に偶然会ってしまったのも、桜の季節だった。

  
桜好きだし、お花見はわくわくするんだけど、
別れた季節でもあるんだよなあ。

  
別れたあの夜は、
桜というより、雪やなぎの枝が真っ白ですごくきれいだった。

 
でも、まさか別れた季節に再び会うなんて思わなかった。

  
それは、すごい偶然の再会で、
心の準備なんか全然できてなかったから、
私は心が立ちすくんでしまった。

 
その時私は、人といっしょに歩いていたから、立ち止まることはできなかったけど、
心は止まっていた。多分息も止まっていたと思う。
頭の中が真っ白になった。

   
隣にいる人が話しかけている言葉なんて、全然頭に入ってこなくて、
彼を見つけて、そしてすれ違う間、返事をすることができなかった。

 
少ししてから、「で、何だっけ?」って聞いたもん。

  
そう。彼とはすれ違っただけ。
でもふたりの距離は、数メートルだった。

  
あの人の声、はっきり聞こえた。

  
一瞬、目があって…。
多分、彼も気づいていたと思う。

  
けど、その一瞬が過ぎると、お互い何も見なかったように、
すれ違って離れていった。

  
私、その時友達とお花見に行く途中だった。
カバンの中には、ビールとお菓子が入っていて、
すごく楽しい気持ちだった。

  
会った後すぐは、驚きで動揺しちゃったけど、
桜を見ていたら、その心の揺れも忘れたけどね。

  
あーあ。
なんでこんなに時に会うだろうって思った。
まさに、別れた季節なんだもん。

  
会う前は、もしどこかであの人と会ったら、
笑顔で会釈でもしようか、それとも無視しようか、なんて考えていたのに、
実際は、言葉を失って、すれ違うことしかできなかった。

  
心の傷は、まだまだ癒えてないし、時々痛い。

  
でも、桜は好き。
満開の桜も、夜の闇にぼんやり妖艶に漂う桜も、
風にばぁーと散る桜も、みんな好き。

  
涙も散るね。
 
 

#桜の季節 #雪やなぎ #別れた彼と
 

ー過去記事PIC&リライトー 

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2024.03.25

#別れるって言うしかなかった。あの時は。

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歩いていたら、ふっと沈丁花の香りがした。
すごく好きな匂いなんだけど、この花の季節に失恋したから、
思い出ししまう。あの人とのこと。

  
沈丁花の咲く季節に、すごく好きだった人と別れた。
もうだめだなっていう決定的な出来事があったのが、
この花が咲いていた頃だった。

  
花の香りがし始めた頃に、別れるかどうかって悩んでいて、
花が終わる頃に、さよならした。

  
あの時、毎晩この花の香りがする道を、歩いて帰った。

    
あの人と、
「沈丁花の匂いがするね」って話しながら帰ったこともあったな。

  
別れるを決めるのは、私だった。

  
あの人は、続けるのも、やめるのも私が決めていいからって言って、
いつもと変わらない態度だった。

   
ずるい。

  
私から別れを決めたとしても、これじゃあ失恋だよ。
「別れる」って言うしかなかった。あの時は。

  
いろんな事情を考えて、私の行きたい方向を考えたら、
別れるしかなかったよ…。

       
切ないって想いながら、過ごした季節。

  
だから、沈丁花の香りがすると、
胸が痛くなる。

  
もう忘れていたはずの、
あの時の胸が痛くて、苦しくて、切ない記憶が、よみがえってきてしまう。

  
匂いと記憶って、不思議なくらいリンクしてる。

  
沈丁花の香り、好きなんだけど、
なんだか泣きたい気持ちになってしまう。
毎年ね。
  
  
#失恋 #別れ #沈丁花の香り 
 

ー過去記事PIC&リライトー 

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2024.02.16

#もう私からばっかり電話するっていう関係はやめる。

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これでこの人と会うのは最後かもしれない。
そう思いながらのあなたとの食事。
最後だから、思いっきり笑っていたい。
最後だから、後悔がないくらい楽しい気持ちでいたい。
私がこんな気持ちでいるって、あなたに知られないように、大きく笑うんだ。

      
好きだったけど、もう会うのは辞めた方がいいなって思う人がいた。
電話したりメールしたりするのは、いつも私の方だったし、
彼から会おうって言ってきてくれることは、ほとんどなかった。

     
会えば楽しいし、彼も笑っていたけど、
次の約束をして別れることはなく、
私が電話しなければ、二度と会うことはないかもって思う時もあった。

     
私のことが嫌いとかじゃなくて、
その人の中で私の優先順位が低いっていう感じ。

    
そういう状況だと、
恋人としても、友達としても、これから先関係を続けていくのはつらいなって思った。

     
ふたりの中で、上下の関係っていうか、
いつも私が追う方で、その人は追われるのを待つっていうのが、
当り前の関係になるのはいやだった。

   
友達でも恋人でも、気持ちは対等でいなくちゃだめだと思う。

     
どちらかが追う方になると、追う方も追われる方も、気持ちが重くなると思うの。
苦しくなる。

    
だから、そうなる前にその人と会い続けるのは辞めようと思った。

     
私が「最後」って決めた日の食事は、すごく楽しかった。
たくさん笑った。
彼の話をいっぱい聞いて。
私はあなたが好きっていう気持ちで笑った。
もう私からは連絡しないっていう雰囲気は一切見せずに。

    
その後は?

   
私が連絡しなくなってから、
彼から時々「食事しよう」って連絡が来るようなったけど、
でも、以前にようにひんぱんに会うのはやめた。
そして今はもう連絡もこないし、会うことはなくなった。

  
もう苦しくなるのいやだし。
私は、追う方は苦手かも。

  
恋人でも友達でも人と付き合っていくって難しいことがある。
でも、どんな関係でも、自分が苦しくなる関係は、
距離を置いた方がいいと、私は思う。
  
  
#自分から連絡はしない #距離を置く
 

ー過去記事PIC&追記ー

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2024.01.23

#不倫の代償。自分から別れを決めたはずなのに。

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2年続いた不倫を、自分から終わりにした友達がいる。
このままじゃいけないって、新しい人生を歩みたいって気持ちで、彼との関係を断ち切ったのに、
気持ちが縛られたままで、3年たっても、次の恋ができない彼女。

     
友達のAが恋をしたのは、仕事で知り合った彼。
奥さんと子供がいる人だった。

     
私はふたりが出会った時から話を聞いていて、
これは恋につながってしまうかもって思って、
「大丈夫。好きになったりしない?」って聞いたことがあった。

     
その時Aは、
「大丈夫だよー。不倫なんてしないから」って言ってた。

    
でも、ふたりは、すぐに恋に落ちてしまった。
仕事でずっといっしょだから、距離が縮まるのなんてあっという間だった。

         
頭では分かっていても、好きになる気持ちは止められないんだよね。
「不倫はいやだ」って思っていても。

    
Aは彼と付き合っている間、苦しんでいた。
「彼の家庭を壊すことは考えてないけど、彼のことは好き。結婚はしなくていいから、このままの関係でいたい」
って。

    
彼は
「奥さんとはうまくいってないけど、家族は捨てられな」って。
じゃあなんでAと…。

      
Aは、自分の人生を考えた時、
このままの状態で、ずっと過ごすことは無理だって分かっていたし、
A自身、結婚をしないで、一生愛人でいる気持ちはなかった。

    
ずっとずっと悩んで、苦しんで、2年続いた不倫の恋を終わらせたA。
すごく好きだけど、
先がない彼との関係を断つことを決めたのはA本人だった。

     
彼は「別れたくない」って何度も何度もAに言ってきたんだけど、
そんな彼をAは振り切った。

     
会社も辞めた。

      
辞めてすぐに海外に長期旅行に行ったA。

      
私はこの旅行で、少しはふっきってくると思っていたんだ。
でも、帰ってきたAは、全然元気になんかなってなくて、
「向こうでずっと彼のこと考えてた」って、電話で泣いてた。

    
別れたのに、Aはその彼への想いに縛られ続けていた。

     
でも、Aは彼に会うことはせずに、
新しい道を歩こう歩こうってがんばってたの。

       
恋だってしようとしてた。

     
でも、
「誰かを好きになりそうになっても、彼と比べちゃうの。やっぱり彼が自分には1番合っていたのが分かってしまう」
って。

     
Aは、すごく好きだったのに、無理矢理別れた。

    
好きなのに別れるって、しかも自分から別れるを告げるって、
会わないことに対して、相当の覚悟を持たないと、
心が別れの事実を受け入れられないのかもしれない。

  
Aにはどれくらいの覚悟があったんだろう。

          
彼女が悲しく言った言葉があります。
「これが不倫の恋の代償かもしれない」。
って。

  
悲しい。悲しすぎる。
その言葉が、
Aの3年も彼を忘れられないで過ごしている日々のすべてだとしたら。

  
でも、そんなAにかける言葉が見つからない私です。

  
Aの恋は、
別れるのも、続けるのも、つらいものだっだのでしょうか。

  
その答えは、まだ見つかっていません。
 
 

#不倫 #不倫の代償
 

ー過去記事PIC&追記ー

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2023.12.15

#別れたあの人に会いたくないもうひとつの理由。

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ずっと昔にすごく好きで別れた人とは、会いたくないって思ってる。
理由は、あの人のことをどこかで許してないとか、会ったら泣いてしまいそうだからとか、
責める気持ちが残っているからとか、はもちろんあるけど、ふと思った。
会いたくない理由はもうひとつあるなって。


年月が経ったあの人に会うのがこわい。
年を重ねて、見た目が変わってしまったかもしれない
あの人を見たくないんだ。

  
私の中では、ずっと昔に別れたあの人は、
年齢があの時のままで止まってる。
外見も。

  
別れたことはつらい思い出だけど、
あの人の顔も、体型も、私が好きだったまま記憶に残っているの。

  
イヤなところなんてひとつもない。

  
それなのに、10年以上時間が流れたあなたに会って、
例えば太っていたりとか、頭も含めてすごく老けていたりとかしてたら、
いい思い出も崩れてしまうと思う。

  
そんなのいやだ。

    
あの人には、あの頃のままでいてほしいって思ってしまう。

  
だから、会うのがこわい。
「えっ、こんな人にふられたことを、ずっと引きずっていたの…」
って愕然としたくない。

  
もし、もし、外見がマイナスに変わってしまったあの人に会ってしまったら、
ここまでの私の悲しみの年月が、無駄になってしまいそうでこわい。

  
会いたくない理由には、そんな現実的なことも含まれているのです。 
ふられたことも根にもっているけど。
 

#会いたくない理由 #あの頃のままでいてほしい #失恋
 

ー過去記事PIC&追記ー

 

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