« 2024年9月 | トップページ | 2024年11月 »

2024.10.30

自分と同じ考えや思いの人間なんていないから

Photo_20241030172601  
 
彼に期待しすぎて、求めすぎて、彼を傷つけたことがある。
彼が何もかもを持っているわけじゃないのに。何もかも受け止められるわけじゃないのに。   
   
自分が思うようにならない事があって、
それを彼に当たってしまった。

    
彼なら分かってくれるだろうなって思って。
彼なら受けとめてくれるだろうなって。

    
勝手にそう思って。

    
その日は、何度も何度も彼に意地悪いことを言ってた。
わがままを言ったり、小さいことに文句を言ったり。

    
それでも最初は、笑って受け止めてくれてた。
適当に流してくれてた。

   
でも、だんだん私の意地悪はエスカレート。

   
甘えていたんだ。
彼ならどんなことでも受け止めてくれるだろうって。

   
でも、最後に彼に言わせてしまったの。

   
「気持ちは分かるけど、なんて言っていいのか分からないよ」
って。

   
強い口調で、怒るように言わせてしまった。

    
言われてはっとした。

     
そうだよね。
そう。

    
彼はお父さんじゃない。
お母さんじゃない。

    
どんな事でも受け止めてくれることなんて、ないのに。

    
私だって、彼のすべてを受け止めることはできないし、
すべての期待に答えられない。

     
それなのに、自分は勝手に期待して。
彼を傷つけた。

    
彼、あわてて「ごめん」ってあやまっていたから。
彼、悪くないのに、あやまってた。

    
悪いのは、私の方だ。

   
「ごめんね」。

    
そうあやまったけど、まだどこかに彼を責める気持ちもあって。

    
心がすごく痛かった。    
   
 
好きな人には、わがままになっちゃうね。

    
あなたになら、なんでも分かってもらってるって、
傲慢になっちゃうね。

   
優しすぎるあなただから、
私は、わかがままになってしまう。

      
自分の事をすべてすべて分かってくれて、
すべてを受け止めてもらえることはない。

   
それを、相手に期待しちゃいけない。

  
自分と同じ考えや思いの人間なんていないから。

    
期待しすぎることは、相手を追い詰めてしまう。

    
そして、わがままを言い続けることは、
自分を追い詰めてしまう。

    
そうやって終わっていった恋をしたこともある。

    
それを忘れちゃだめだよね。

| | コメント (0)

2024.10.29

失敗を恐れずに。それは分かっているけど。そうしたいけど。

午後からずっと雨だった。
そして寒い。
 
そして、今日もまた自分がなにがやりたいのか、なにができるのか、
迷ってこたえが出なかった。
 
あー。今、私はなにをすればいい?
 
本当に本当にやりたいことは、気持ちの奥では分かってる。
でも、それをやれる状況じゃないし、うまくいくかなんて真っ暗な未来。
 
失敗を恐れずに。
とはいうけど、分かってるけど。
できるならそうしたいよ…。
けどけどけど。
生活していかなくちゃいけないから、それだけに向かうことができない。
 
これが生きていくということだ。

と、今日もぐるぐる考えて迷って、こわくなって。
の一日だったー。
 
先が見えない。
闇だ。
 
がんばれ自分っ。

| | コメント (0)

2024.10.28

ちゃんとした別れの理由を見つけようとしてしまう気持ち

Photo_20241028114601  

ある別れを思い出すと、必ず行き着いてしまう気持ちがある。
あの時、自分の行動の何かが間違っていたのかなって。
 
   
何かが間違っていたのかな。

  
言ってはいけなかった言葉を、言ったのかな。

  
別れを決定づけてしまう行動、していたのかな。  
気がつかないうちに。

 
考えても始まらないけど、答えなんて出ないけど、
何かが違っていたような気がしてしまう。

  
そう考え出すと、違っていた「何か」を知りたくて、
過去の思い出に戻っていってしまう。 

  
そんなこと無駄なのに。
無駄だったことも分かっているのに。

  
別れは仕方のないことで、
きっと、誰が悪いとか、これっていう理由や原因はないのにね。

  
もし、自分の言ったひと事が、別れの原因だったとしても、
どうしようもないのにね。

  
別れに納得したいのか。
納得できる理由がほしいのかな。

  
自分がああ言ったから、ああしたから、
別れることになったって。
 
     
私の終わった恋の中に、
理由なく終わってしまった恋がある。

  
もうその恋に未練はないし、
終わってよかった恋だったって思っているけど、
ちゃんとした別れの理由を見つけようとしてしまう気持ちが、
時々、自分を責める時があって困る。

  
私が悪かったのかな。
じゃあ、どこが…?

って。

| | コメント (0)

2024.10.27

がんばる場所にさえ上がれない時はどうすればいいのかな

がんばりたくても、がんばれないこととか、
がんばっても、いくらがんばっても叶わないことや、
がんばる場所にさえ上がれないことって、ある。
 
そういう場合は、どうすればいいんだろう。
 
いく方向が間違っているのかな。
 
こういう場合は、自分がどう動けばいいのか分からない。
 
困ったなあ。

弱気になっている場合じゃないけど、
弱気になってしまう。
 
困ったなあ。
 
でも、どんなカタチでも進むしかないんだけど。

| | コメント (0)

2024.10.25

実は結婚していた彼。その奥さんと対面してしまったら…

Photo_20241025125901
 
友達に誘われて行ったレストラン。そこには何も知らない彼の奥さんがいて…。
自分がそんな状況に立ったら、あなたは奥さんに真実をつきる?

昔連載していた小説の中のワンシーン。
   
書きながら思った。
 
自分だったらどうするだろうって。
   
 
「結婚していない」ってウソをついていた彼の
奥さんが目の前に現れて、
しあわせそうに笑っていたら、どうするだろう。
 
  
私だったら、彼女が彼の奥さんだって知らないふりをして、
彼のことを、彼だって分かるように話そうとするかな。

 
ずるいから。意地悪だから。

  
でも…。
実際どうだろうな。

  
小説の主人公は強くて弱い女性だから、
自分が傷つくのがこわい女性だから、
人を傷つけるのがこわい女性だから、
言えなかった。
以下の行動しかとれなかった。

「私、彼と付き合っています。もう2年も。結婚しているなんて、ひと言も言われずに…」
こう言ってしまいたい。
言えたら少しは気持ちが軽くなる?

  
不倫って、難しいと思う。

 
自分と彼以外の、ほかの人の人生を巻き込むから。

 
簡単に「好き」だけじゃ前に進めない状況が多いと思う。

 
そして、そんな中で、
自分の心のコントロールもしなくちゃいけないから。


小説の中では、主人公と奥さんが静かに対面します。
奥さんは何も知らない。
本当に?
本当に何も知らない?

| | コメント (0)

2024.10.24

まぶしい光の中にいる人の言葉は、心の弱っている所にトゲのように刺さる時がある

Photo_20241024110201  

友達とか、大切な人のことを想って、行動したり言葉をかけたりすることが、
時にはその大切な人を傷つけてしまうことがある。
   
言ってることは、正しくて、正義で、
「間違っている」ことは決してない。

 
でも、間違ってないけど、
その「正しさ」が、相手にとってその時に必要かどうかは、
分からない。

  
相手を想う「優しさ」が、
その大切な相手を傷つけてしまうこともあるってこと、
別れてはいけないと思う。

  
人の気持ちって難しい。

  
同じことを、ある人に言われると傷ついて、腹がたつけど、
違うある人に同じことを言われたら、
素直に聞くことができたりして。

  
自分が持っていないものを持っている人は、
まぶしいね。

  
まぶしい光の中にいる人の言葉は、
心の弱っている所に、刺さる時があるよね。

  
そして、自分も、
誰かの心を無意識に刺しているのかもしれない。

 
「正しさ」だけが「優しさ」じゃないってことは、ある。  

  
傷ついた人の本当の気持ちは、痛みは、
同じような傷を負ってみないと、分からない。

| | コメント (0)

2024.10.23

じゃあどうしたらこの「好き」をふっきることができるんだろう

Photo_20241023144401  

どう考えても、終わりにした方がいい恋なのに、自分でも終わりにしたいのに、
終わりにできない恋ってある。

どんなに傷つけられても、裏切られても、
終わりにできない「好き」の気持ちは、
どこへ持っていけばいいのでしょうか。

これは、昔連載していた小説の中で描いた主人公の苦しい気持ち。

  
もう未来がない恋なんだから、
つらいかもしれないけど、終わりにした方がいい。

  
そう思うかもしれない。

  
終わりしなくちゃいけない恋を続けていることに、
イライラするかもしれない。

 
もう、次に進めって。

 
彼女と同じような恋をしている人も、
そう思っているかもしれない。

 
でも、分かっていても、終わりにできない恋ってある。

  
どんなにひどい状況でも、
終わりにできない「好き」ってある。

  
このブログを書く前までは、
そんな苦しい恋をしている人って、少ないって思ってた。

  
でも、いろいろコメントをもらう中で、
そんな苦しい恋の気持ちを綴ったものが多いことに驚きました。

 
分かっているのにやめられない恋を続けている人は、
少なくない。

  
じゃあ、どうしたらこの「好き」をふっきることができるんだろう。

  
新しい道を進むには、どうしたらいいんだろう。

 
でも、新しい道って…。

| | コメント (0)

2024.10.21

過去のつらい恋の上に新しい恋が上書きされるんじゃなくて

Photo_20241020191901

別れの後、新しい恋に出会ったとしても、
昔の恋のつらさは消えない。
どんなに今がしあわせでも、あの頃の苦しさはなくならないと思う。

  
ふられて失恋したあと、新しい恋をすれば、
この苦しさから解放されると思っていた。

 
新しい恋ができれば、このつらさなんて、
なくなってしまうって思ってた。

 
でも、新しい恋に出会って、違う誰を好きになっても、
終わった恋のあのつらさが、なくなることはなかった。

  
別れた人への想いを引きずっているとか、
別れの苦しさが、全然なくならないっていうわけじゃなくて。 

  
あの時の心の傷が消えない。 

  
新しい恋が始まって、すぐの頃は、

「ほら。やっぱりあの人と別れて正解。私、こんなにしあわせだし」

って、別れを見返すような気持ちになったこともあった。

 
でも、しばらくすると、

「どうして、あの人とは、こんな風になれなかったんだろう」

って、ふと思う時もあって。

  
未練があるとか、戻りたいとかじゃないんだけど、
胸の奥がうずく感じがした。

  
今がどんなにしあわせでも、
過去の傷は消えることはない。

って、私は思う。

 
今そばにいてくれる人にも、きっと心に傷がある。

  
でも、傷があるから、お互いに思いやることができたり、
この「好き」な気持ちを大切にしたいって思うんだろうな。

  
新しい恋をしたからって、
過去の苦しさが消えてしまうことはない気がする。

  
恋の経験って、
過去の恋の上に、新しい恋が上書きされるんじゃなくて、
横に並んでいくんだと思ってる。

  
終わった恋も、つらい想いも、苦しいあの日々も、
経験として、自分の中にストックされて、
生きる力になるって思ってる。

 
それは、恋以外の、どんなつらい経験でも。

| | コメント (0)

2024.10.20

20代の頃のように恐れを知らず進んでいくことは難しい、けど

土曜、日曜と、やろうとしていたことができなかった。
できなかったというか、やる気がうまく起きてくれなかった。
 
こういう日もある。
って思いながらはや数週間。
 
今週は、やろうしていることでなく、やらなくてはいけないことの用件で、
事務処理や外出に追われる週間。
 
一体自分はなにが一番やりたいのか。
今はなにをすることが、未来の私にとっていいことなのか。
そのあたりのことをずっと考えていて、前に進めず。
 
いろいろ難しい。
20代の頃のように、勢いややる気だけで、恐れを知らず進んでいくことも難しい。

難しい。本当に。
 
でも、今日友人からきたLINEに
「何度も挑戦していく姿に、年齢に関係なくチャレンジすることを教えてもらった」
って書いてあって、胸に熱いエネルギーが注がれる感じがした。
 
もう少しがんばりたい。
いろいろあきらめないでほしい。自分。

| | コメント (0)

2024.10.18

別れた彼のことが忘れられない。すがってしまう時もある。それなら…

Photo_20241018113301  

今でも別れた彼のことが忘れられない。すがってしまう時もある。でもどうしても彼の事を忘れることができなくて…。
同じ職場に別れた彼がいるって方からのコメントをもらいました。


コメントをくれた方は、約8ヵ月たっても、
別れてからずっと彼への想いが消えないって。
 
捨てきれない僅かな期待と 
やっぱり…との絶望を繰り返してる気がします。
このままじゃダメだと頭ではわかっているのに、
心はなかなか思うようにいきません・・・。困ったものです(苦笑)                                  


離れていれば、
思い出も想いも、少しは遠くに行ってくれる気がするけど、   
別れた人がすぐそばにいる状況は、
いくら部署が違うといえつらいと思う。
 
   
捨てきれない僅かな期待と 
やっぱり・・・との絶望を繰り返してる気がします。

   
気持ちは行ったり来たりしてしまう。

   
大丈夫って思える日もあれば、
もう絶対にだめだって絶望的になる日もあって。

   
私が、別れから立ち直り始めたのはいつだったんだろう。

  
「だめだ。彼がいないとだめだ」
っていう思いに縛られなくなった頃かな。

  
でも決して、心が元気になったから、
こう思えたわけではなくて。

     
「だめ」って思わないことにしたんです。

  
「もし、もし、もし、本当に縁があるふたりなら、どんなことがあっても、また戻るはず。戻ってしまうはず」
って思って、心の力を抜いた。

  
「だめだ。もう彼とはいっしょにいれない。分かってる。でも、そんなことできない」
って思わないようにした。

  
絶対にだめなことはないかもしれないって。

  
本当に縁のあるふたりなら、
もしかしたら、また戻ることもあるんじゃないかって。

 
だからって、
彼を追いかけるとか、待ち続けるとかじゃなくて。

  
「もしかしたらそういうこともあるかもしれない」
っていう気持ちを持って、
一度、彼への想いを外に投げたの。

  
もし、いっしょになる縁のあるふたりなら、
投げた気持ちは戻ってくると思って。

  
まずは、今、自分の道を進もうって。

  
やれることをがんばろうって。

  
そういう気持ちで、生きることにした。

  
そしたら、心が軽くなって、
彼にすがっていた気持ちも、
だんだん薄れていったような気がする。

  
そうやって歩いていたら、
彼がいない新しい人生を楽しめるようになっていた。

  
人生、先がどうなるかなんて分からないです。

 
本当に分からない。

  
別れた人と、まだ戻る場合もあるし、
全然違う誰かに出会うこともあるし。

  
だから、今失恋や苦しい恋をしている人は、
今の状況にあまりに絶望しちゃだめだ。

  
私はそう思う。

 
別れを経験した自分で、まわりを見ると、
これまで見ていなかった景色が見られるし。

 
その景色を見なくちゃ、損だと思う。

  
恋でも、仕事でも、何でも、
「思い込んでいる気持ち」を一度自分の中から、
ぽんと外に出すことが、道を作ってくれる時ってある気がする。

| | コメント (0)

2024.10.16

人生は苦しいことと時々の幸運がまぜこぜだ。

Photo_20241016120301  

友人と会って話した。

人生は苦しいことのほうが多いんじゃないか、って。
苦しいことの中に、時々大きなうれしいことや、日々の小さなしあわせみたいなものがあって、
それらがまぜこぜになっているのが人生なのかも、って。
 
私は人生は苦しいことのほうが多いと思う。
でも、ものすごく大きな幸運の波にもまれることもある。
苦しいことと幸運がセットでやってくる感じ。
 
そうだ。セットだ。
セットだからあきらめるな。負けるな。
厳しいけど、希望を捨てるな。
 
例えばすごく大きな病気になった時、絶望しかけたけど、
ネットで探したら、その病気の名医といわれる先生にたどりつけたことが何度もあった。
セットだ。
絶望とラッキーのセット。
 
私の人生はそういう風に進んでいくのかな。これからも。
 
厳しいなって思う時も多々だけど、
自分がどうなっていくのか、困難をどう超えていくのか、
客観的に見てみたい気持ちの自分もいて。
 
さあ、この先、どうなっていくんだろう。
見ててね。

| | コメント (0)

2024.10.11

「好き」の気持ちを終わりにするにも続けるにも覚悟を持てるまでは動けない。

Photo_20241011171901  

「彼への想いを外に投げる」。どうすれば投げられるんでしょうか・・・。
そんなコメントをもらったことがある。
どうしたら…。

「彼への想いを外に投げる」
どうすれば投げられるんでしょうか・・・
そうすれば楽になれるのはわかっているのに、
どうすれば投げられるかがわからないんです。 

   
どうすれば投げられるんだろう。

 
考えたけど、私にも、
「どうしたら」は分からなかった。

  
気持ちを外に投げるって、
「好き」っていう気持ちを投げる、
「好き」をあきらめるっていうことではなくて。

  
前にもブログで書いたけど、

もし、もし、もし、本当に縁があるふたりなら、
どんなことがあっても、また戻るはず。戻ってしまうはず。

って思って、心の力を抜くことっていう意味。

 
でも、コメントの方の恋は、

私たちはもともと出逢ってはいけないふたりだったから。
このまま続くことも許されないふたりだったから。
だから、お互いがどんなに求め合っていたとしても、
元に戻ることは許されないし、希望もない。
もしかしたら、と思うこともできない。

  
だから、「もし縁があったら」って思うことも許されないって。
  
期待せずに待とう。来たらラッキーくらいの気持ちで。
そうしたい、そうできたらどんなに楽だろう。
  
とも分かっているけど、
けど、それができなくて苦しんでいるって。

  
「好きっていう気持ちを投げる」って、
簡単じゃない。

  
すごく覚悟のいることだと思う。

 
執着せずに、でもあきらめもせず。

  
この気持ちになるって、強い覚悟が必要だと思う。

 
彼とはいっしょになれなくても、
自分の気持ちが届かなくても、
それは仕方のないこと。

  
でも、それでも「好きっていう気持ち」は消せない。
だから、消すとか、失くすとか、忘れるとかじゃなく、
一度つらさや執着が渦巻く心の中から、出してみる。

 
その「彼が好きで」っていう気持ちを、
冷静にながめる強さを持つっていうこと。

  
それが、「気持ちを一度外に投げること」って、
私は思ってる。

  
「好きで好きで、どうしようもなく好きで」っていう、
執着してしまう気持ちがあったら、
気持ちを、想いを投げることは難しいことかもしれない。 

  
「新しい道もあるかも」っていう期待と、
でもそれといっしょに、
「彼がいない人生もある」っていう覚悟が持てないと、
気持ちは投げられないから。

  
私は思うんだ。

  
恋の終わりって、覚悟が必要だって。

  
終わった恋を、あきらめるのも、
終わってしまったけど、想い続けるのも、
その人の事が、好きだった気持ちが深かれば、深かっただけ、
強い覚悟が必要だって。

  
どれだけ、覚悟ができるかが、
その人の強さになっていくような気がします。

 
だから、まだ覚悟を持てない時は、
「彼への想いを外に投げる」ことは、できないかもしれない。

  
彼女は今すごくつらい気持ちの場所にいる。

  
分かっていても、自分の気持ちをどうすることもできなくて。

  
その人のことを想う気持ちは大きくなるばかりで。

 
気持ちを投げることもできなくて。

  
だから、コメントに「どうしたら投げられんでしょうか」って。

 
それなら、無理に投げることはしなくていいのかもしれない。

  
「好き」の気持ちを終わりにするにも、
続けるにも、
覚悟を持てるまでは、どこにも動けない気がする。

  
外に出してみようって思える時が来た時にしか、
気持ちは投げられない。

 
私も、今彼女のような気持ちの時があった。
その時は、ほかの道なんて考えられなかった。

  
彼しかいないって。
もう人生は終わったって。

 
でも、そんなことなかった。

 
人生は、自分が思っているより、いろんな事が起こると思う。

  
道はひとつじゃなかった。

  
あの別れも、違う場所に行ったり、
違う誰かに出会うための、ひとつの出来事だったと、
今、やっと思える。

 
でも、あの別れてしばらくの時期は、
そんなこと、全然思えなかったし、信じていなかった。

  
だから、今の彼女に、
気持ちを外に投げた方がいいとは言えない。

  
でも、苦しさやつらさを越えた先を、見てほしいと思っています。  

| | コメント (0)

2024.10.09

尽くしたのにふられた。じゃなくて、尽くしたから恋が終わった。

Photo_20241009172401  

尽くしすぎてしまうことって、恋にとってはいいことだけじゃない気がする。
もしかしたら、マイナスの方が大きいのかも。

  
すごく前にも、このブログで、
「尽くす女はしあわせになれないのか」っていうことを書いたけど、
最近また私のまわりで、
尽くす恋が苦しい恋に変わっていく人が多い。

  
「こっちが強気でわがままだった頃のほうがうまくいってた気がする」

  
友達のFがそう言ってた。

  
付き合って3年ぐらいになるのかな。Fは。

 
相手からの「好きだ」で始まった恋は、
最初は、彼がFに合わせるような感じだった。

  
Fがちょっとすねて、わがままを言えば、
彼は困って、それでも、Fがよろこぶ言葉を言ったり、
食事に行ったり、
彼はFのわがままに困りながらも、うれしそうだったみたい。

  
でも、Fは、根がそんなわがままな子じゃなくて、
本当は相手に合わせることが好きで、
いろいろやってあげることが好きで。

  
だんだん彼に尽くすようになっていった。

   
そしたら、彼は、そんな尽くすFに、
キツイ言葉を言ったり、文句を言ったり、
Fがごはんを作ることとか、
彼のためにすることが、「当り前」みたいになっていっちゃって。

  
Fを大切にしなくなっていった。

    
でも、Fってそういうパターンが多い。

 
尽くしすぎて、ふられるっていうパターンが。  

  
私も昔は尽くしすぎる恋をして、傷つくことが何度もあった。

     
別に相手に「やってくれ」って頼まれたわけじゃなく、
自分がやりたいからやっていたはずなのに、
だんだん、その自分のやっていることに、
相手から、「好き」の見返りを求めてしまうようになってた。
多分。

  
自分では、見返りなんて求めていないと思っていたけど、
彼に別れの言葉を言われた時に、
「どうして?こんなにいろいろしてきたのに」って思ったから。

  
それって、「してあげた」って思いながらいっしょにいた、
心の証拠だ。  

    
「尽くす」って自己満足してしまう部分が大きいと思う。

    
好きな人にために、いろいろやっている自分に満足して、
それが「好き」の大きさだと思ってしまう。

  
そんなことじゃないのにね。  
人を好きになるって、
相手を大切にするって。

  
好きなら、別に何かをしてあげなくても、
お互い好きでいられるはずなのに…。

   
尽くしすぎていると、
尽くしていることをやめてしまうと、
相手の心が離れてしまうんじゃないかって思ってしまう。

  
はじめは、相手のことが好きだからやっていたことが、
「相手に好きでいてもらう」ための行動になってしまう。

 
それがどんどんエスカレートしてしまって。

  
はじめはそうじゃないのに、

「こんなにしてあげているんだから、好きでいてくれているはず」

になってしまってた。
私は。

  
尽くしすぎてしまうと、相手と対等じゃなくなるんだと思う。
恋の場合は特に。

  
相手の「好き」より、
自分の「好き」が大きくなりすぎてしまうのかな。

    
それがこわくて、もっと尽くしてしまう。
そして、ふたりのバランスが崩れていく。  

     
私、別れる時に言われたことがある。

  
「お前が、オレのためにしてくれること、全部がイヤになった」
って。

  
最悪。

  
彼が好きで、
そして彼に好きでいてもらいたいからしてきた事が、
結局、恋が終わる理由になるなんて。

  
その後も、何度か尽くしすぎてしまう恋をして、失敗して。

  
だから、思うの。
「尽くしすぎる恋」はよくないって。

  
気持ちは、「好き」は対等でないと。

   
いつも対等っていうのは、無理だけど、
時々、どっちかの「好き」が重くなってしまう時はあるかもしれないけど、
「好き」の重さが行ったり来たりしながら、
バランスを保つことって、すごく大切なんだと思う。

      
「好きだからしてあげてる」って思うようになったら危険。

 
「こんなにしてあげているのに、どうして…」って思うのも危険。

  
好きな人のために、何かをすることは大切だと思う。

  
でも、それには「ほどほど」が必要なんじゃないかな。

  
相手を想いっぱなしじゃなくて、
相手に想ってもらうことも、必要で。

  
相手に尽くすだけじゃなく、
相手に尽くさせてあげることも、時には必要。  

  
恋って、そういうバランスが必要な気がします。

 
難しいけど。 

| | コメント (0)

2024.10.08

風邪をひいてふらふら。夕暮れは不穏ででもきれいで。

Photo_20241008143001  

風邪をひいてしまい、満身創痍でなんとか仕事をこなす日々が続き。
 
満員の電車の中で、眩暈と冷や汗で
「もうダメだ。今度こそダメだ」
っていう日もあったけど、目の前の席が偶然空いて、
なんとか目的地に到着できたことも。 
心の中で、「神さま…」って思った。
 
まだ風邪が抜けきらずで、やるべきことが滞っているけど、
絶不調は脱出。
少しずつ本調子に戻りたい。
 
ふらふらでの帰り道の夕暮れ、黒い雲が体調をあらわしているみたいだった。
不穏…。
でもきれいだったけど。

| | コメント (0)

« 2024年9月 | トップページ | 2024年11月 »