ふったなら、別れたなら、私の連絡にこたえないでほしい。
どうしようもなく寂しくなると、別れた彼にメールを送ってしまう。
「2年間付き合って、別れた彼に、メールを送ってしまうことがある」
というコメントをもらった。
なんだかんだ理由をつけてメールをしてしまいます。
建前は、大学の先輩後輩なので気まずくなりたくないということ。
本音は、まだ戻れるかもしれないと思ってしまうことです。
相手からは一切連絡が来なかったのですが,
それはもう戻れないということを伝えてくれているメッセージで,
冷たいと思っていたけれど本当はやさしさだったのかなと思いました。
私もそう思う。
やさしさだって。
相手の本心は分からないけど、
こっちに気持ちがまだあるって分かっていて、
でも「かわいそいうだから」って連絡をしてきたり、
こちらからの連絡に応えてくれるのって、
やさしいように感じてしまうけど、
本当の意味ではやさしくないと思う。
もう戻る気がないなら、ばっさり切ることが、
相手も自分も傷つくかもしれないけど、
「誠意」とか「やさしさ」なんじゃないかって思う。
やさしさって、時には厳しさも含む。
今の自分にはつらいかもしれないけれど、
少し先の自分にとっては、その「厳しさ」や「冷たさ」が、
前に進む力になってくれるコトが、あるように思う。
でも、手を伸ばせばすぐそこにいる人に、
自分から連絡を絶つって、苦しい。
難しい。
すごく苦しいよ。
私は別れてからも、連絡をとってしまっていた時期があった。
その時、すごくつらかった。
声を聞いた後、会った後、つらくて、苦しくて泣いていた。
会ってる時や、声を聞いている時は、楽しかったけど、
ひとりで部屋いると、
でもいくら楽しくたって、ふたりが戻ることはないって現実に、
不安で悲しくて、押しつぶされそうになってた。
結局は、私の方から連絡する事はやめた。
そしてその後、彼からは、連絡来ることはなかった。
私は、彼と連絡をとらないつらさより、
寂しいからって、未来がないのに連絡をとって、
声を聞いた後の部屋でひとりのつらさの方が、
苦しかった。
闇から抜け出せない、こわさがあった。
だから、あの苦しさを知りながらも、
別れた人に連絡をとり続けることができる人は、
弱さも持ちつつも、心に違う強さがあるように思う。
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