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2024.09.24

あの恋に心が戻ってしまいそうになる夜がある。

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恋が終わって、たくさん時間がたって、他にも何度か恋をして、
今しあわせで、誰かといっしょに過ごしていたとしても、
突然心が走ってしまう時がある。
あの人に。あの恋に。

       
心が戻ってしまいそうになる。
あの人に。あの恋に。 

 
もう終わった恋のはず。
ずっと前に、過去になった恋のはず。

  
なのに。

  
なのに、あの恋に心が戻ってしまいそうになる夜がある。

 
どうして?

  
どうして心は、あの時をあんなに深く覚えているんだろう。

  
そんな夜の一瞬は、
戻りそうになる心を止めるだけでせいっぱい。

    
そして、分かるんだ。

      
思い出は消し去ることなんてできなくて。
忘れられない恋。

      
本当は心のど真ん中にあった時も、
目をつぶって見ないようにしていただけだったんだ。

    
そんなこと知ってる。

  
でも、知っていても、それにとらわれちゃいけないって思ったから、
過去からここまで走ってきた。

       
あの恋から、少しでも遠くに行けるように、
今だって走っている。

  
もうあの声を忘れたいのに。

     

そんな、あの恋に心が戻ってしまう夜がくる時がある。

 
終わってからどんなに時間がたったとしても。

 
切ないね。  

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2024.09.22

新しい彼といっしょにいても元彼のことを思い出してしまう。

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終わった恋の思い出って、新しい恋をしていてもやってくる。
別れてすぐの頃は、結構ひんぱんに。別れて少し時間がたつと、年に数回。  
別れて、もうずっとずっと時間がたっても、
何年かに1度ぐらいに。

   

終わった恋の思い出って、
どうやっても、どんなに時間がたっても消えない気がする。

     
いくら新しい恋をしたとしても、
昔の恋の思い出は、新しい恋の上書きにはならない。
私は。

  
上書きできる人もいるんだけどね。

  
そんな人が、ちょっとうらやましく思うも時もあり。

       
でも、終わった恋の思い出に戻りそうになって、
戸惑う自分はいるけど、
もし、もし今のこの「好き」が終わったとしたら、
この今の瞬間が切ない思い出になっていくんだよね。

      
そして、今とは違う場所に立っている私の心を、
たとえば、ある夜とかに、突然ぐっと引っ張ったりするのかな。

   
そうやって、切なさは重なって、
心のひだになっていくのかな。

    
過去の恋の想いは、切ないけど、
忘れたいって思う時もあるけど、
少しあったかくて、手でぎゅっとしたくなる、
そんな気持ちになる時がある。

    
きっと、どんな恋でも、
自分の心にとっては、大切な思い出なのかもしれない。
自分では気づいてなくても。

  
忘れたい。もう思い出から開放されたいって願っていても、
忘れちゃいけない思い出なのかもしれない。  

  
こんな事を考えたのは、友達の電話のせい。

  
「どうしたら元彼の思い出って消えると思う?」

って電話がかかってきたから。

  
ある恋が終わって、3年ぶりに新しい恋をした友達。

 
でも、それまでそんなに思い出さなかったのに、
新しい彼といっしょにいると、
昔の彼の事を思い出してしまうんだって。

  
ごはんを食べに行っても、

「あ、これ前の彼といっしょに行った、あのレストランのほうがおいしかったな」
とか。

  
旅行に行く話が出たら、

「ああ、あの人とあの温泉に行ったなあ。楽しかったなあ」
とか。

 
「もう前の彼なんて好きじゃないのに、思い出したくないのに…。困る」
って言ってた。

 
でも、それって昔の彼を思い出しているんじゃなくて、
新しい恋が始まったことで、
昔の楽しかった「気分」を心が思い出している?

  
今がすごくしあわせだから、
だから昔の楽しかった気持ちが、
よみがえってきてる?

 
そう思えば、少しは気が楽にならない?

  
って友達には言った。

  
友達は、
「うーん。そうかも……。そうだよね。そう思おう」
って言ってました。

 
終わった恋に、楽しくてしあわせな時間が多いほど、
思い出も残っていくよね。

 
それは、いい恋をしていたってことなんじゃないかなって思います。

 
その思い出に執着してしまうのはよくないと思うけど。 

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2024.09.20

抱きしめられた時、彼の手をすぐにふりほどくことができなかった。

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好きなんだけど、お互いの考えの違いがどうしても乗り越えられなくて、別れたことがある。
 
その別れた人に、別れたあと、抱きしめられたことがあった。
       
別れて少してから、
じゃあもうこれで終わり、今度会う時は恋人じゃなくて、知り合いで。
っていう話をした夜の別れ際、彼に抱きしめられた。
車の中で。

     
心が揺らいだ。

  
私が手を伸して、その手にぎゅっと力を入れれば、
彼とは続けることができるかもしれない。

 
彼と別れることになってからの数週間、
その日に会うまの時間は、
すごくつらくて、苦しかった。

 
その日久々に会って、
たとえ別れ話をしていても、彼のそばにいる時間は、
心が安らいだし、しあわせな気持ちも感じていたから。

  
だから、抱きしめられた時、
このまま彼に戻りたいって、
あのつらさを乗り越える自信がないって、
それならいっそ、自分の考えを変えて、
彼といっしょになろうかって、
そう思いそうになった。

 
だから、彼の手をすぐにふりほどくことができなかった。

  
でも、きっとこの恋はうまくいかない。

   
いっしょにいても、お互いに苦しくなって、
また別れを繰り返すって、知っていたから、
私、「じゃあ」って車から降りた。

 
彼、分かっていたんだよね。
私が何も返さないって。

 
分かっていたから、抱きしめたんだと思う。

  
残酷。

  
彼は最後まで残酷だったな。

  
抱きしめられたあの瞬間は、
今も心に残っていて、時々切なく苦しくなる。

  
ずるい人だと思う。

  
私の弱さと強さを知っていて、
それを利用するような人だった。

 
最後に抱きしめるなんて。

  
別れた後に、
もうこれで会わないっていう時に、抱きしめるなんて、
ひどいよ。

  
でも、あの時、自分を気持ちを曲げずに、負けずに、
あの人のところから離れることができたから、
自分の強さを少し感じることができたから、
今に進めたんだと思う。

  
抱きしめられたあの瞬間の気持ちは、忘れられないけど。 
 
あの時、振り切って歩きはじめてよかった。
 
よかった。

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2024.09.18

自分から終わらせた恋。あきらめと、絶望と、不安と雨と。

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すごい雨。もう前が見えないぐらい。そんな雨の中を歩いたことがある。
少し泣きながら。
それは、あの人と別れて、間もない頃。あきらめが、まだ前に進む力になっていない頃。

     
好きだったけど、将来の考え方が違って別れた彼。
私からさよならを言った彼。

その彼と会った帰りとかじゃなくて、
ただひとりで仕事からの帰り道。

     
歩いていたら、急に雨が降ってきた。

      
その頃、ずっと泣きたい気持ちだった。

  
でも泣けないでいた。

      
あきらめと、絶望と、不安。

  
先が見えないところにいたんだと思う。

      
そんな時の雨。

     
カサなんて持ってなくて。

        
コンビニで買おうかと迷ったけど、
なんかもう濡れてもなんでもいいような気がした。

  
どうでもいような気がして、
投げやり気味に、
そのまま大雨の中を、歩いて帰った。

     
すごい雨だった。
前がかすんで見えないぐらい。

        
その大雨の中を歩いて帰った。

  
そしたら、なんか自分が泣いているような気持ちになった。

      
雨が自分の涙みたいに感じた。

   
号泣しているよう気持ちになった。

   
実際は、そんなに悲しいわけじゃなかったのに、
雨にまぎれて泣きながら帰りました。

   
家に着いたら、ずぶぬれだった。

  
あまりのずぶぬれ加減に笑えた。

   
でも、不思議にすっきり気分になってた。

   
暗い気持ちが落ちたっていうか。

  
なんか、いろんな気持ちが洗い流されたような感じがしました。

  
そんな、雨の中を泣きながら歩いた夜が、
昔、ありました。

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2024.09.17

裏切られるのがこわい。もう人を好きになりたくない。でも。

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あの時、もうこんな思いをするなら、恋なんてしたくないと思った。
もう人を好きになりたくないって、思った。

   
心が切り刻まれるように、胸がいたかった。
声にならない、悲鳴をあげていた。

    
誰からも助けてはもらえない、闇へ落ちてた。

      
泣いても泣いても涙は止まらなくて、
進む目標もなくて、
心のよりどころもない。

    
だって、目標も、よりどころもあなたそのものだったから。 

    
いっしょにいることで、人生が進めていたから。

   
あなたがいることで、
生きていたようなところがあったから。

        
でも、もしかしたら、そんな私の勝手な想いが、
あなたの心の負担になっていたのかもしれないって、
今なら思える。

   
あの別れの後、
また誰かを好きになって、
そしてまた、その恋が終わることがこわかった。

    
こわい。
人を好きになるのがこわい。

  
嫌われるのがこわい。
裏切られるのがこわい。
否定されるのがこわい。

   
好きになった人が、他の誰かのところにいってしまうのがこわい。

   
つないでいた手を離されるのがこわくて仕方なかった。

   
だからもう恋なんてしたくない。

   
そう思っていた。

  
そんな時期が、ありました。

   
でも、でもね、
そのこわさを越えて、
真っ暗な闇の中を、
がむしゃらだったかもしれないけど、必死に歩いていたら、
また人を好きになりました。

  
こわさから逃げないで、
自分を大切に、相手を大切に想いたいっていう気持ちになれたら、
また恋ができました。

  
そうなるまでは、簡単な道ではなかったけど。

  
でも、
ありきたりの言い方だけど、
止まない雨はないし、
明けない夜はないんだって思う。
 
この先、ずっと好きの気持ちやしあわせが続くとは
もちろん限らないけど、
必死に歩いてきた道は、どこか見たことのない景色にたどりつけると思う。

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2024.09.15

別れた相手に連絡を取り続けることは相手への思いやり?それとも自己満足?

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自分から別れる事と決めた恋。
でも、別れた後も、別れた相手に連絡を取り続けることは、相手への思いやり?それとも自己満足?


友達の話。
友達のZは、数年付き合った彼と別れた。

  
ふたりの間にはいろいろあって、
彼とは、性格とか価値観とかがだいぶ違っていて、
数年続いたことの方が不思議だった。

 
でも、やっぱり「結婚」となると、
お互いがお互いの価値観を譲れなくて、
Zの方から別れを決めた。

  
彼は、なんとなく納得したって感じで、
別れを受け入れたみたいだった。

  
別れた後、Zは、何かから解放されたみたいに元気で、
仕事と趣味、遊びに忙しそうだった。

    
別れてから1年たったぐらい頃。
Zの趣味の写真の個展が開かれることになった。

  
その個展をやるっていう電話をもらった時、
Zが「T(別れた彼)も来るんだ」って。

 
「えっ。まだ連絡とってるの?」って聞いたら、

「そんなにひんぱんじゃないけど、むこうからかかってきたら電話に出るし、私も仕事の相談とかする時あるよ」
って。

    
「なんで個展に呼んだの?」って聞いたら、

「だって。写真は彼と付き合っていた時からずっとやってるし、いっしょにいる時は、写真にはいろいろ協力してもらったし、その写真がここまで来たってことを彼に報告するのは、彼への礼儀かなって思って」

 
そして、彼は個展に来た。
花束を持って。

  
私は彼とは会わなかったけど、
Zがそう言ってた。

  
そして「もう一度やり直さないか」って言われたって…。

  
彼は、別れて1年たってもZの事、ずっと好きだったんだ。

  
まだやり直せるって思っていたんだ。

  
「私はもうやり直す気は全然ないから、はっきり断った。そしたら、彼、すごく驚いていたの。個展に呼んだって事を、まだ私に好きっていう気持ちがあるって誤解してたみたい」

  
誤解…。

  
Zは、好きな人じゃなく、
昔お世話になった人っていう感覚で、彼を個展に呼んだ。

  
それが、義理を果たすじゃないけど、
彼への礼儀だと思ったって。

  
でも、違ったんだよね。

  
彼にしたら、別れてからの電話も、
個展への誘いも、
彼女の気持ちが続いているって思えたんだよね。

      
難しいね。

  
恋人として付き合った人との、その後の関係って。

    
恋が終わったら、
それまでの関係を、「好き」を抜きにした、「信頼関係」にできる人と、
「好き」を抜きにはできない人との、
その後のあり方って、難しい。

   
私は、別れた人とは一切連絡を取らない方だからな。
取れないっていう方が正しいか。

  
別れた相手から連絡なんてほしくない。

  
Zと彼のその後は、どうなったのかな。
今度会ったら聞いてみたい。

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2024.09.14

溶けていく土曜日の時間。

土曜日の午後。
 
 
やらなくてはいけないこと、
作らなくてはいけない資料があるけど。
 
 すでに午後2時半すぎ。
 
やる気はあって、今朝6時半に起きたんだけど、
気付くと時間が溶けていた。
 
あ。Xチェックしようっと。
あ。インスタどれくらい見てもらえたかな。

XからとんだTikTok見て。
XからとんだYouTube見て。

yahooニュース見て。

またXチェックして。

とやっていたら時間が今。

よし。これから集中してやるぞ!
 
の前のこのブログ。
 
ストイックになりたい。
の土曜の午後3時。
 
涙。

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2024.09.12

手って「好き」って心があるからぎゅっとできるような気がする。

Photo_20240912175201  
 
友達のCは、いつも彼とは別れのギリギリのところにいるような気がする。
今までにその彼と別れた事は、私が知っているだけで3回ある。
でも、別れてもまた関係が戻るのはなぜなんだろう。

       
聞いてみた。
「どうして別れてもまたよりを戻すの?」って。

      
Cの答えは、
「分かんない。でも、ひとりでいると寂しくなって、彼から電話がかかってくると出てしまう」
って。

    
Cと彼を見ていると、いつも危うい感じがする。

   
細い糸で結ばれているような、いつ切れるかどきどきする感じ。

    
性格だって合っているとは思えないし(本人もそう言ってる)、
価値観もだいぶ違う。

     
いっしょにいるを見ているとつらくなる時がある。

    
ケンカしない時の方が少ないって言うし。

    
でも、Cと彼は、
どんなにケンカをしていても、出かけるとなると手をつなぐ。

     
それはどんなにひどいケンカをしても。

     
それを見てると、
このふたりは別れることはないのかもしれないなって思える。

    
手をつなぐって、心をぐっとつなぐ気がする。

  
言葉じゃなくて、気持ちで心と心をつないでいくっていうか。

   
私、昔、別れ話をした冬の日の帰り道、
急に雪が強く降ってきて、
瞬間的に彼の手をぎゅって握ってしまったことがあった。

    
でも、その手は握り返されることはなかった。

    
その時、心がもう私にはないっていう、彼の気持ちを突きつけられたようで、
胸がはりさけそうに悲しかった。

   
手って「好き」って心があるから、
ぎゅっとつなぐことができるような気がする。

   
C、この前は、
「もう好きなのか好きじないのか分からなくなってきた」って
憂鬱そうにしていたけど、
「でも手はつなぐんでしょ?」って聞いたら、
「だってあっちからつないでくるんだもん」って言ってた。

   
まだ大丈夫だな。
あのふたりはまだ別れないな。
と勝手に思ってる。

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2024.09.11

「終わった恋」をあきらめるって、切ない。

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「終わった恋」をあきらめる事って難しい。
まだ好きな気持ちは全然消えてなくて、でも、相手の気持ちは自分にはなくて。
そんな恋をあきらめるのって、難しい。


「終わった恋」をあきらめるって、2通りあると思う。
相手をあきらめるか、自分をあきらめるか。

   
もう終わってしまった恋はあきらめて、
その人のことを好きっていう自分の気持ちをあきらめて、
違う道を進んでいく、あきらめ。

  
もう相手をあきらめる。

    
そしてもうひとつは

あの人のことが好きな気持ちはなくならない。
だから、もう好きでいるしかない。
結果はどうあれ、好きで続けるしかない。

っていうあきらめ。
   
次の恋にいく自分を「しばらく」あきらめる。

 
こっちのあきらめは、
彼のいない新しい道じゃなくて、
終わった恋の続きを歩いていく感じがする。

  
どっちの「あきらめ」が正しいとかはないと思うけど、
どっちの「あきらめ」の方がつらいんだろう。

  
どっちのあきらめも、決心はいるよね。

 
終わった恋をきっぱり切る。

  
まだ好きな気持ちは悲しいぐらい残っているのに、
その気持ちをぐっと抑えて、
無理矢理にでも新しい方に進む決心。

  
終わった恋だけど、「もしかしたら」の可能性を信じて、
また気持ちが戻るかどうかは分からないけど、
自分の「好き」っていう気持ちに、
正直に進む決心。

  
「終わった恋」をあきらめるって、切ない。

 
どっちの「あきらめ」を選ぶにしても、切ない。

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2024.09.10

安定した場所に居続けてたら、本当にやりたいことにはたどりつけない。

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今年、やりたいことがあって、持っているもの全部手放した。
キャリアも、働く場所も。
なんにも持ったず進む2024年。

秋になっても、まだやりたいことに手が届いていない。
 
無謀すぎたのか。
 
今までも無謀すぎるチャレンジをしてきたけど、
今回はなかなかだな。
 
でも、安定した場所に居続けてたら、
本当にやりたいことにはたどりつけない。
 
たどりつけないんだ。
 
大丈夫。
きっと大丈夫。
大丈夫だ。
大丈夫ですよね?

と、今日のお昼に天井を見上げながらひとりごと。
 
どうなるのかー。
 
がんばりたいな。

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2024.09.09

ふったなら、別れたなら、私の連絡にこたえないでほしい。

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どうしようもなく寂しくなると、別れた彼にメールを送ってしまう。

  
「2年間付き合って、別れた彼に、メールを送ってしまうことがある」
というコメントをもらった。

     
なんだかんだ理由をつけてメールをしてしまいます。
建前は、
大学の先輩後輩なので気まずくなりたくないということ。
本音は、まだ戻れるかもしれないと思ってしまうことです。

     
相手からは一切連絡が来なかったのですが,
それはもう戻れないということを伝えてくれているメッセージで,
冷たいと思っていたけれど本当はやさしさだったのかなと思いました。

   
私もそう思う。
やさしさだって。

      
相手の本心は分からないけど、
こっちに気持ちがまだあるって分かっていて、
でも「かわいそいうだから」って連絡をしてきたり、
こちらからの連絡に応えてくれるのって、
やさしいように感じてしまうけど、
本当の意味ではやさしくないと思う。

     
もう戻る気がないなら、ばっさり切ることが、
相手も自分も傷つくかもしれないけど、
「誠意」とか「やさしさ」なんじゃないかって思う。

  
やさしさって、時には厳しさも含む。

  
今の自分にはつらいかもしれないけれど、
少し先の自分にとっては、その「厳しさ」や「冷たさ」が、
前に進む力になってくれるコトが、あるように思う。

    
でも、手を伸ばせばすぐそこにいる人に、
自分から連絡を絶つって、苦しい。
難しい。
すごく苦しいよ。

   
私は別れてからも、連絡をとってしまっていた時期があった。

  
その時、すごくつらかった。
声を聞いた後、会った後、つらくて、苦しくて泣いていた。

  
会ってる時や、声を聞いている時は、楽しかったけど、
ひとりで部屋いると、
でもいくら楽しくたって、ふたりが戻ることはないって現実に、
不安で悲しくて、押しつぶされそうになってた。

  
結局は、私の方から連絡する事はやめた。

  
そしてその後、彼からは、連絡来ることはなかった。

   
私は、彼と連絡をとらないつらさより、
寂しいからって、未来がないのに連絡をとって、
声を聞いた後の部屋でひとりのつらさの方が、
苦しかった。

  
闇から抜け出せない、こわさがあった。

  
だから、あの苦しさを知りながらも、
別れた人に連絡をとり続けることができる人は、
弱さも持ちつつも、心に違う強さがあるように思う。

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2024.09.05

失恋の先には光はあるよね。すごい光があるよね。

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何も問題がなくて、最初の「好き」がずっと続いてて、好きな人がずっとそばにいて。
そんな苦しみのない、別れのない恋に出会える確率はどれくらいなんだろう。

    
恋って難しい。
人を好きになるって、しあわせなコトだけじゃない場合もあって難しい。

  
そして、未来まで続いていると思っていた恋を終わらせるのは、
自分の気持ちに決着をつけるのが、難しい。

  
「好き」の気持ちが消えてないのに、
終わりにしなくちゃいけない恋は、
その想いが、触っても痛くなくなるには、時間が必要で。

  
でも、そのつらさを乗り越えた先には、
そこにたどりつかなければ見えなかった景色が、
広がっているんだっていうことは分かっているんだけど…。

  
どうしても、立ち止まってしまう。

  
「好きだった」想いに。

 
笑っていた過去に。

  
すがってしまう。そういうものに。

  
どうして、あの恋はうまくいかなかったんだろう。

  
どうして、こんなに苦しい思いをしなくちゃいけないんだろう。


でも、失恋しても、傷ついても、
みんなその苦しさから立ち上がろうとしていたり、
立ち上がって、新しい未来を手に入れていたりしていて。

  
失恋やつらい経験の先に、すごい光がみつかると信じている。

  
恋ってすごい。
人を成長させる。
と思いたい。

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2024.09.02

別れた彼に言ってしまった言葉。「そばにいてほしい」

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別れた後、もうだめだって分かっているのに、彼にすがってしまった事があった。
言っても無駄なはずの言葉を言ったことがあった。


好きなんだけど別れた人がいた。

    
その人には「結婚」っていう考えがなくて、
好きならいっしょにいればいいっていう人で。

    
でも、私は、ふたりの未来には「結婚」があって。

    
他にも問題はあって、
考え方の違いもうめられなくて、結局彼とは別れた。

 
でも、その人とは別れた後も、会ってしまっていた時期があった。

  
お互いにキライになって別れたわけじゃなかったから。

 
何かと理由をつけて会ってしまっていた。

 
そんなある日、
私が仕事で大きなトラブルを抱えてしまって、
どうしようもなく不安で、
それを彼に相談した帰り道。

    
急に雨が降ってきちゃって。
ふたりで近くにあったガレージで雨宿りをしていた。

   
始めは、たわいもない話をしてたんだけど、
私、「そばにいてほしい」
って言っちゃったんだ。

   
そしたら、彼は「ごめん」って。

  
そうだよね。
そばにいることができないふたりだから、
別れたんだもんね。

     
でも、そんな残酷な言葉なのに、
あの人は私の手を握っていた。

   
言ってることと、態度が違うじゃない…。

 
そう思って、切なかった。

  
でも、それは彼を責めているんじゃない。
私自身を責めた切なさ。

   
弱い自分が悲しくて、悔しくて。
はずかしくて。

  
「ごめん。私帰るね」

 
そう言って、
つないでいた彼の手をほどいて、 
雨の中、ひとりで帰った。

  
あの時、私、彼にすがってしまった。

  
弱い自分で、すがってしまった。

  
でも、そんなのずるいよね。

  
会社でトラブルがあったから、
彼がいない不安に押しつぶされそうになったから、
だから彼にすがってしまった。

  
彼を「好き」な気持ちだけじゃなかった。

 
「好き」な気持ちだけで、すがっていたら、
彼との未来は変わっていたのかな。

  
そんなことないか。

  
あの時、別れてよかったって、今は思ってるし。

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