相手に好きな人ができたことを、受け入れられない。
ふられたことを受け入れる。
相手に好きな人ができたことを受け入れる。
もう振り向いてもらえないことを受け入れる。
失恋は、受け入れなくちゃいけないことが多いよね。
私は10年近く付き合った人にふられた時、
「別れた」事実を
すぐには受け入れられなかった。
もう二度と会えないなんて、
そんなこと心が納得してくれなかった。
頭では分かってた。
けど、それを自分の心に言い聞かせても、
気持ちは、事実を受け入れてくれなかった。
でも、あの胸が焼けるような、苦しさの続く時間を越えて、
あの人のいない現実の中を、必死に歩いていたら、
気がついたら、あの人との別れを受け入れている自分がいた。
ふられてからどれくらいたってからかな。
あの人がいない日常がはじまって、
仕事して、忙しくて、時々友達とごはん食べにいって。
覚えていた電話番号を、
忘れたぐらいの時期のような気がする。
ある日気がついたら、あの人との別れを、
心が受け入れていた。
そんな感じだった。
受け入れるって、大事だよね。
前に進むために。
いつまでも、起こってしまったことを受け入れられないで、
泣いていても、何も始まらない。
別れを拒否しても、事実は事実で、
何をしても、時は戻ってくれないから。
あの人は、もうそばにはいてくれない。
過去には手は伸ばせない。
あなたの事がどんな好きでも、もう心は届かないし、
触れることもできない。
それが事実で。
それを受け入れるには、
「好きだった気持ちが」深かければ深かったほど、
時間がかかるものなんじゃないかな。
でも、時間はかかっても、
受け入れることはできると思う。
もし、今、別れの闇の中にいる人が、悲しみと絶望の嵐の中にたたずむ人が、
つらさの真ん中で、どうすることもできないでいたとしても、
「いつか受け入れられる自分」を信じて、
少しずつでいいから、前に歩いていってほしいと思う。
このブログでも何度も書いているけど、
生きるって、いろんな事を受け入れていくことだ。
うれしいことも、悲しいことも、
どんなにひどいことも、ありあまるしあわせも。
起こるすべての出来事を、受け入れていくことが、
生きていくこと、前に進むことなんだと思ってる。
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