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2024.08.30

「好きだった気持ち」が忘れられない。

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「彼と別れたあの時、私はあれから、心の中のどこかで『彼を忘れたくない』という気持ちが生きているままです」。
こんな切ないコメントをもらった。

  
>早くすっぱり忘れた方がラクなはずなのに、どうしてなんだろう?と自分でも戸惑っています。
こんな気持ちになったことはありますか?

     
もう終わった恋で、自分をふった彼のことなんて、
早くすっぱり忘れた方がラクなはずなのに、
心のどこかで「彼を忘れたくない」っていう気持ち、
私も、あった。 

  
特に、別れてまだ時間があんまりたっていない時は、
「忘レタイノニ、忘レタクナイ。忘レラレナイ」っていう気持ちに、
苦しんでいた。

      
今だって、時々、ものすごく鮮やかに、
終わった恋を、別れた彼を思い出すこともあるし。

     
でも、このブログでも何度か書いたけど、
時間がたっても、
別にもう彼と戻りたいとも思っていないのに、
彼のことを「忘れたくない」って思うのって、
彼のことを忘れたくないんじゃなくて、
「彼のことを好きだった気持ち」を忘れたくない場合もあると思う。

    
もちろん、
「彼がまだ好き」っていう場合もあるかもしれない。

   
でも、好きな気持ちはもう消えているのに、
その人への「想い」みたいな感情が消えないのは、
まだ「好き」なんじゃなくて、
「好きだった気持ち」が忘れられないような気がする。 
「好きだった気持ち」を忘れたくない場合もあると思う。

  
気持ちが離れる前は、すごく楽しくてしあわせで、
そんな中にいた時の彼への想いは、忘れられない。

 
気持ちが変わってしまって、別れを告げた彼は忘れたくても、
その前のお互いに想い合っていた時の彼は忘れたくない。

  
私はそうだった。

  
でも、そんな自分の気持ちに気がついたのは、
別れてからだいぶ時間がたってから。

    
それまでは、
「もう彼との恋は終わったから、 彼のことなんて思い出したくない」、
「早くすべてを忘れて、新しい気持ちで、新しい恋がしたい」
って思ってた。

   
でも、今は、
「無理に忘れることはないかも」って思えるようになった。

   
「彼を好きだった気持ち」は忘れなくてもいいのかなって。

   
気持ちを忘れないことが、彼を思い出すことにつながるなら、
それはそれでいいのかなって、
そう思ってます。

  
すごく好きで、大好きだった人への想いは、
そんなに簡単には消せない。

 
忘れたい、忘れようって考えているうちは、
忘れられない。 

  
そう思う。

      
忘れたいとか、忘れるとか、
そういう気持ちを忘れた頃に、
終わった恋から心が解放されているような気がする。
私はそう思う。

   
誰かを好きだった気持ちは、
生きていく力、前に進む力になると思う。

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2024.08.28

相手に好きな人ができたことを、受け入れられない。

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ふられたことを受け入れる。
相手に好きな人ができたことを受け入れる。
もう振り向いてもらえないことを受け入れる。

失恋は、受け入れなくちゃいけないことが多いよね。


私は10年近く付き合った人にふられた時、
「別れた」事実を
すぐには受け入れられなかった。

  
もう二度と会えないなんて、
そんなこと心が納得してくれなかった。

   
頭では分かってた。
けど、それを自分の心に言い聞かせても、
気持ちは、事実を受け入れてくれなかった。

   
でも、あの胸が焼けるような、苦しさの続く時間を越えて、
あの人のいない現実の中を、必死に歩いていたら、
気がついたら、あの人との別れを受け入れている自分がいた。

   
ふられてからどれくらいたってからかな。

   
あの人がいない日常がはじまって、
仕事して、忙しくて、時々友達とごはん食べにいって。

   
覚えていた電話番号を、
忘れたぐらいの時期のような気がする。

      
ある日気がついたら、あの人との別れを、
心が受け入れていた。
そんな感じだった。

     
受け入れるって、大事だよね。
前に進むために。

   
いつまでも、起こってしまったことを受け入れられないで、
泣いていても、何も始まらない。

    
別れを拒否しても、事実は事実で、
何をしても、時は戻ってくれないから。

   
あの人は、もうそばにはいてくれない。

     
過去には手は伸ばせない。

   
あなたの事がどんな好きでも、もう心は届かないし、
触れることもできない。
それが事実で。

  
それを受け入れるには、
「好きだった気持ちが」深かければ深かったほど、
時間がかかるものなんじゃないかな。

   
でも、時間はかかっても、
受け入れることはできると思う。

  
もし、今、別れの闇の中にいる人が、悲しみと絶望の嵐の中にたたずむ人が、
つらさの真ん中で、どうすることもできないでいたとしても、
「いつか受け入れられる自分」を信じて、
少しずつでいいから、前に歩いていってほしいと思う。

      
このブログでも何度も書いているけど、
生きるって、いろんな事を受け入れていくことだ。

        
うれしいことも、悲しいことも、
どんなにひどいことも、ありあまるしあわせも。

  
起こるすべての出来事を、受け入れていくことが、
生きていくこと、前に進むことなんだと思ってる。

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2024.08.23

恋は終わったあとにも、勝ち負けってあるのかな。

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知り合いのWが、昔、Wをふった彼女と5年ぶりに会った。
彼女は、しあわせな恋をしてなかったんだって。それを知った時のWの気持ちは……。

 
Wと彼女が別れた理由は、
彼女の方に他に好きな人ができたコト。

  
最後は、きちんとした話し合いもないまま、
自然消滅。

 
別れた後は、全然会うことはなかったんだけど、
仕事の関係で、偶然彼女と再会することになって。

 
その後、仕事がらみの飲み会でいっしょになって、
その席で、お互いの近況とかを話していたら、
その彼女、婚約者といろいろあって、
婚約を破棄するかどうか悩んでいたんだって。

  
彼女、しあわせじゃなかったんだって。

  
そして、
「あの時、Wくんと別れていなかったら」
って言わんばかりの態度だったんだって。

   
その飲み会の帰り道、
彼女が一瞬、Wの腕に手をからめてきて…。

 
Wは何も返さなかったけど。 

  
その時、Wは「勝った」って思ったんだって。

  
自分を裏切って、自分をふった彼女が、
今は、自分に心をむけてきている。

  
それを感じた時、自分は勝ったって思ったんだって。

  
Wはもう結婚していて、
その彼女と、どうこうなろうなんて、
これっぽっちも思わなかったって。

     
うーん。
恋の勝ち負けって、こういう風に訪れるの…?

  
この話を聞いた時、複雑だった。

  
Wの気持ちも分からなくもないけど、
「勝ち」って何なんだろう。

 
自分をふった人が、しあわせな恋をしてなくて、
自分はしあわせな恋をしていたら、それが勝ちなの?

  
裏切った側が、
自分で手放した相手を、羨望の視線で見上げた時、
それが勝った瞬間なの?

  
なんか、なんか、そんなの虚しい気がしてしまう。

 
気持ちは、分かるの。
別れた後、裏切られた相手に、
自分と同じような、苦しい思いをしてほしいって思ったことあるから。

  
でも。でも…。

  
そんなことで優越感を味わうなんて、
虚しい。

  
それを「勝ち」って思ってしまう自分の弱さが、
悲しくなるような気がしちゃう。
私は。

  
でもでもでも、私が実際にWの立場になったら、
同じように思ってしまうかもしれない。

  
思いたくないけど、思ってしまうかもしれない。

         
恋は終わったあとにも、
勝ち負けってあるのかな。

    
私、思ったんだ。
もしかして、Wの中では、
彼女との恋は終わっていなかったのかもしれないって。

  
Wの中では、
別れて5年たっても、その彼女との恋は、
「裏切られた恋」として、ずっと続いていたのかなって。

 
そして、彼女がWをふったことを後悔した姿を見た時に、
その恋がやっと終わったのかな。

  
Wにはそんな事聞けなかったけど。

   
難しい。恋の終わりって。

  
自分の心に決着をつけるのって、
難しい。

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2024.08.22

大丈夫なんかじゃない。私は大丈夫なんかじゃない。

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前の出来事だけど。
ふられて別れたあの人も来るかもしれない、知り合いの結婚式の3次会。
そこには行かないって言った私に、ある人が「大丈夫だよ」って。
大丈夫って何が…?

  
別れたあの人と共通の友人の結婚パーティ。
彼は、仕事の関係で披露宴と2次会は来なかった。

 
来ないって分かっていたから、私は出席したんだけど。

  
彼が来るっていう3次会。
私はそれには行かないで、帰ろう思ってた。

   
そしたら、その中のひとりが、「3次会行こうよ」って。

  
「ううん。行かない。彼に会うのは、ちょっとつらいかも。何話していいか分かんないし」。

  
そう言ったら、その人は、
「大丈夫だよ」って。

  
「大丈夫」。
この言葉に、私は返す言葉がなかった。

  
「大丈夫だよ」って、何が大丈夫なんだろう。

  
私は、大丈夫なんかじゃないよ。
何が大丈夫なの…?

  
その人は、彼の友人だった。
付き合っていた時、彼を通して知り合いになった人。

  
その人が言う大丈夫なのは、私じゃなくて、彼だ。
    

私は大丈夫なんかじゃない。
まだ大丈夫なんかじゃない。 

  
大丈夫かどうかなんて、本人じゃなくちゃ分からないし。

    
誰かが決めることなんかじゃない。

  
その人には、そんな事言わなかったけど。

  
「普通に話せばいいじゃん」。
笑いながら言うその人は、
私と彼の再会を望んでいるようだった。

 
そんな所に、行くもんか。

 
私が3次会に行くって知ったら、彼はそれでも来るんだろうか。

  
結婚パーティと、2次会に、彼が来なかったのは、
仕事って理由もあったかもしれないけど、
私が来ることを考えての欠席なような気がしたのは、
私の勝手な思いかな。

    
今はもう、彼との別れは過去の事だけど、
心の奥の方にある傷は、まだ少し痛い。

  
会って笑顔で話せるなんて、できない。
普通に話せるなんて、できないよ。

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2024.08.19

失恋してすぐは、優しくされると自分が倒れてしまいそうで。

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失恋して、どん底にいた時、心がすべてを拒否していた時期があった。
優しささえも拒否していたあの時期。

  
心がすさむって、こういうことをいうんだなって、
あの時、そう思ってた。

  
思いながらも、どうすることもできなかった。

  
彼との別れを知っている人には、優しくされると、
同情されているみたいで、みじめな気持ちになった。

 
それと、自分でもなんとなく分かっていた。  
プライドみたいなものや、
親しい人ゆえへの甘えみたいな感覚。

  
失恋のことなんて全然知らない人、
仕事関係の人にも、優しくされるのがダメな時期があった。

  
失恋には全然関係ない。
雑誌の撮影の現場とかで、いろいろトラブルがあって、
バタバタしている時とか、
「大丈夫?」、「手伝おうか?」って言われるだけで、
涙が出そうになる時があった。

  
原稿の締め切りが迫っていて、
徹夜状態で原稿を書いている時に、
「無理しないで」って言われて、
ぐっと涙をこらてしまう時もあった。

  
誰も、失恋した私を励まそうしてるわけじゃないし、
助けようとしているわけでもない。

  
そんなの分かってた。

  
でも、そんなの分かっているのに、
心の中で、

「誰も私に声をかけないで。優しくしないで」

って叫んでいた。

 
変だよね。

  
心にぐっと力が入っていた。

  
そんな、心がすさんだ時期がありました。

  
ずっとじゃなかったけど。

  
失恋してから、半年ぐらいだったかな。

  
優しくされると、自分が倒れてしまいそうで、
ひとりの孤独の中にいることで、
自分を支えていた時期だったんだと思う。
あの頃は。

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2024.08.18

別れの言葉は「お前の全部がイヤになった」だった。

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「2年間友達だった彼から告白されて、付き合うようになった恋。
半年間は、ケンカすることもなく、順調だったのに、突然『別れたい』と切り出されて…」。
そんな別れの中にいるSさんからコメントをもらいました。


彼女が彼から言われた別れの言葉は…。

もう知りたいと思えるところがない、
優しいところが好きだけど、付き合ってみたらそれだけだった、
中身に魅力を感じられない、
新しく好きな人ができたらそちらに行ってしまうだろう、
自分を知ろうとしていない、もっと魅力的に生きたほうがいいと思う・・・

と、想像もできなかった言葉をいわれました。

   
私が10年近く付き合ってきた彼に、
別れの時に言われた言葉は、
「お前の全部がイヤになった」
だった。

  
恋の終わりって残酷。

   
まさか…って言う言葉が、
好きだったあの人の口から出る。簡単に出る。
すっと出る。

  
「ずっとそう思いながらいっしょにいたんだ」
って思うと、自分がばかみたいに思えました。

    
でも、恋の終わりってそんなものなんだと思う。

 
心が離れていくって、そういうもの。
残酷だけど、悲しいけど、それが現実。

       
恋って、自分ひとりじゃどうにもならないことがある。
いくらがんばっても、どうしようもならない。

   
「じゃあどうすればいいのよ。どうすればよかったの?」
って、私は、自分に問いかけたことが何度もある。

  
でも、多分どうしようもなかった。
別れって。

  
あの時、こうしておけばとか、ああ言えばとか、
そんなんじゃないような気がする。

 
別れは、どうしようもないこと。

  
縁がないふたりには、どうしようもないことなんだと思う。

 
もし、縁があるふたりなら、
どんなに離れても、別れるような出来事があっても、
いっしょになれるのかもしれない。
なるしかないっていうか。

    
出会いには、意味がある。
結局別れることになったとしても、
ふたりが出会って、いっしょにいた時間には、
意味があって、それぞれに必要な経験だったんだと思いたい。

 
恋が終わって、時間がたつと、
「ああ、だからあの時、あの恋が、あの別れが必要だったんだな」
って分かる時があるはず。

 
私は別れてから数年後に、そう思えたかな。
新しい恋に出会った時に、思えたかな。

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2024.08.16

がむしゃらにやっていることは、自分が進みたい未来につながっている?

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今、前に進もうとして、とりあえずがむしゃにやっていることが本当に無駄じゃないんだろうか…。
って不安になる日がある。
 
 
不安になっても、今の私はやるしかないんだけど。
目の前のできること、やるって決めたことを、とりあえずはやっていくしかない。
 
 
がむしゃらにやっていることが、
自分が進みたい未来につながっているかどうかなんてわからない。
全然わからない。
 
 
全く無駄になることだってあると思う。
  
 
やる気と希望と自信にあふれる気持ちで、がんがん進める日もある。
 
 
けど。
ものすごく不安になって、ダメかもしれないって、こわくなってしまう日もある。
 
 
未来のことなんてわからないし、
なにがどういう方向につながっていくかなんてわからない。
 
 
わからないんだ。
 
 
でも、じゃあどうしたらいいかっていうと、
自分が「やろう」と決めたことに、がむしゃに進んでいくしかない。
とりあえず、立ち止まらずに進んでいくしかない、ってわかってる。
 
 
どう進んでいくのかな。
未来は。
 
 
今までも大絶望にたどり着いてしまったこともあるけど、
その大絶望の出来事のおかげで、驚くほどしあわせな未来にたどりつけたこともあったし。
 
   
この先どうなるかなんてわからない。
 
 
でも、信じて今はがむしゃにがんばろう。
やってたどりついた先が、今の私の必要な場所、必要な出来事なんだと信じる。

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2024.08.15

あの恋が遠い思い出になるまでの時間。

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別れをきちんと受け止められるようになるまでの時間は、どれくらいなんだろうね。
「あの別れが必要だったんだな」って思えるのはいつ?

  
想いが深ければ深かっただけ、
好きな気持ちが大きければ大きかっただけ、
その終わった恋が、遠い思い出になるまでには、
時間がかかるのかな。

  
それとも、そんなに時間がたっていなくても、
新しい恋に出会えれば、
終わった恋は、過去のものになるのかな。

  
どっちなのか。

  
それは、人それぞれ違うだろうし、
タイミングとか、流れとか、運とか、縁とか、
そういういろんなものが重なって、
過去の恋になるような気がする。

  
私は、はじめての大きな失恋の時、
次に本当に人を好きになるのに、2年ちょっとかかったかな。

  
でも、新しい恋が始まったからと言って、
前の恋が遠い思い出になったわけじゃなかった。

  
新しい恋をして、しあわせなはずなのに、
別れたあの人が、結婚するって聞いて、
胸がしめつけられるように痛かった。

  
じゃあ、その終わった恋が、遠い過去の恋になったのはいつか。

  
それは、その時にしていた恋が、終わった時だった気がする。

  
皮肉だよね。
不思議だよね。

 
失恋して、次に出会った恋が終わった時に、
その最初に失恋した恋が、思い出になるなんて。

  
でも、その後の恋は、
別れてからそんなに時間はたってない時期に始まりまった。

  
そして、その時は、過去の恋は、結構早い時期に、
遠い思い出になったかな。

  
理由はよく分からないけど、
今の彼と出会った時、
心の中のいろんな傷が、すぅっと薄くなっていく気がした。
完全に消えることはなかったけど。

    
だから、終わった恋が、遠くの思い出になって、
「あの別れが必要だったんだな」って思えるには、
時間だけじゃなくて、
タイミングとか、運とか、
そういうものも関係するような気がする。

  
でも、その切ない想いとか、
胸の痛みを持って過ごしている今の時間は、
無駄じゃないと思う。

  
その時間も、未来の自分のためには、
必要な時間なんだと思う。

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2024.08.12

たとえ裏切られたとしても好き。

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しあわせになれない恋とか、むくわれない恋とか、分かっているのに、
「好き」の気持ちが消えないことがある。

 
分かってる。

 
この人といっしょにいても、しあわせになれないって。
未来はないって。

  
でも、「好き」っていう気持ちが消えない。
離れれば離れようとするほど、想いは深くなってしまう。

 
そういう恋ってある。

  
無理に離れたとしても、
新しい恋をしたとしても、その人への想いが消えなくて、
結局苦しさを引きずったままで。

  
そんな時はどうすればいいだろう。

  
どうやったら、気持ちが切れるんだろう。

  
たとえ裏切られたとしても好き。

     
許せないけど、好き。

  
いっしょにいることで、傷つくけど、癒される。

   
そんな難しい恋もある。

  
どう考えても不幸になる恋。
進むのにも、やめるにも、
「勇気」と「覚悟」が必要な気がする。

 
進む、やめる、どちらが正しいとかじゃなくて、
ただ「勇気」や「覚悟」が必要。
 
 
苦しいし、こわいし。
だけど、選ぶしかない。
覚悟を持って。
 
私は…。
やめることを選んだことがあります。
 
 
苦しかったし、悲しかったし、悔しかったけど。
今にたどりつけた選択は間違ってなかったと思います。

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2024.08.09

気持ちを落として、深く落として文章を書く。

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私はものを書く時、
「書く」コト自体より、
「気持ちを落とす」コトの方が時間がかかるし、
大切だと思っている。
  
「気持ちを落とす」

 
私は、文章を書く時、自分の気持ちの奥の奥。
心の下の方の冷たい所に、気持ちを落としていく。

  
どこまで落ちていけるか。
どこに落ちるか。

 
それがすごく重要で。
 
仕事で書く文章も、ブログを書く時も、
すっと気持ちを落としていく。

  
日常じゃないところにいるような気分になるまで落ちていけると、
後で読んで納得いく文章が書けている気がします。

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2024.08.07

別れた彼に似た人のことを目で追ってるんだ。

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別れた彼に似た人を見かけただけで、胸がズキンとなった。
この痛みは、好きだった気持ちを思い出しての痛みなのか、
それとも苦しさを思い出してに痛みなのか…。

   
昨日ある場所で、別れたあの人に似ている人を見た。

  
体型とか雰囲気とか、すごく似てた。

  
見た瞬間、胸が刺されるように痛かった。
苦しくなった。

    
違うって分かった後も、しばらく痛みは収まらなかった。

  
「なんでこんなに胸が痛くなるんだろう」。

  
そう思った。

  
この痛みは、
「好きだった気持ち」を思い出しての痛さなのか、
別れた時の失恋の苦しさを思い出しての痛さなのか、
どっちなんだろう。

  
自分でもよく分からない。

  
もう好きでもなんでもないはずのに…。

  
似た人を見かけただけで、胸が痛くなるなんて、
あの恋で、
私は自分で思うより、深い傷を負っている?

    
似た人を見た瞬間、
いろんな気持ちが、心の中に押し寄せてきた。

  
好きだった気持ちも、憎さも、悲しさも、つらさも、楽しかった気持ちも。

    
やだな。

  
似た人を見ただけで、こんな気持ちになるの。

  
もうずっとずっと前の恋なのに。

  
でも、目で追ってるんだよね。
似た人のことを。

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2024.08.05

横取りされた恋だと思う。ずるいよ。

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友達Rの話。
Rと付き合うようになってから、服装とか髪型とか、おしゃれになっていった彼。
洋服は、ほとんどRがコーディネートしていた。
その彼との恋の結末は…。

  
友達のRは、すごくおしゃれ。
洋服はもちろん、おいしくてかっこいいお店もいろいろ知っているし。

  
そんなRの恋は、思いもよらないカタチで終わった。

  
Rいわく
「ある意味自分でまいた種」っていう恋の終わり。

   
Rが付き合っていた彼は、
IT関係のシステム会社に勤めている人。

  
服装とかなんて全然気を使わなくて、
いわゆるオタク系だった。

    
友達の紹介で出会って、付き合い始めたふたり。

  
Rは彼の人柄にひかれたって言ってた。

    
そして、Rは「この人は磨けば光る」って思って、
なるべく洋服とかはいっしょに買いに行って、
彼をブラッシュアップしていった。

      
「もう服はいらない」って言う彼に、
R自ら洋服をプレゼントしたりして、
彼、どんどんかっこよくなっていった。

    
ごはんを食べに行くお店だって、彼はほとんど知らないから、
Rがいろいろ連れ出していた。

    
そして、付き合って1年ぐらいのうちに、
彼はすごく変わった。 

  
おしゃれになったのはもちろん、
自分に自信を持っている感じで、
前のオタクの暗さは、全然なくなっていた。

  
ああ、Rと付き合ってきたから、彼、変わったんだなって、
知っている人は、みんなそう言ってた。

  
Rも、すごくうれしそうで、
ますます彼大好きって感じだった。

   
でも、ある時突然、Rの恋は終わった。

 
彼は他の女性のところへ行ってしまった…。

    
「私がプレゼントした服の中で、彼が一番気に入っていた服を着て来たデートの時に、
他に好きな人がいるって言われたんだ」

「今から彼女のところに行くからって。その服を着て、彼女のところに行ったんだ」

   
なんだそれ。

  
「あの服を着て、彼女のところには行ってほしくなかった」

   
Rは彼を追うような事はしなかった。

  
「もう気持ちが他の誰かにいってしまった恋は仕方ないから」って言って。

  
なんか、やるせない気持ちになった。

  
Rがかっこよくした彼が、
かっこよくなったとたん、
他の女の人のところに行ってしまうなんて。

   
しかも、彼が好きになった人は、
なんと同じ会社でずっといっしょだった同僚だったんだよ。

  
まさに、昔の彼も知っていて、かっこよくなった彼も知っている人。

  
彼女から、彼にものすごくアプローチしていたそうです。

   
皮肉だなあって思った。

  
横取りの恋だって思った。

 
もちろん、いろいろな事があっての終わりだとは思うけど。

   
こんな恋の結末もあるだ。

  
恋って…。

  
Rは、今は笑ってその話をするけど、
心の傷は深いと思います。

 
「あの別れの時、彼が着ていた服は一生忘れない」って…。

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2024.08.01

彼との思い出はいらない。

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別れた人との写真は全部捨ててきた。
別れる前の思い出でも、それは別れの時の苦しさを思い出させるから。

 
でも全部処分したはずの、別れた彼が写っている写真が出できた。

  
ふたりで撮った写真とか、彼ひとりの写真ではなく、  
みんなで撮った写真。

  
ある写真を探していたら、
彼とみんなで撮った写真が何枚も出てきた。

 
どうしよう…。

 
これも捨てた方がいいのかな。
って迷った。

  
でも、みんなとの思い出の写真でもあるし。

 
うーん。

 
結局、捨てずに、元あった場所にしまいました。

 
失恋した彼との思い出はいらない。
頭の中だけでいい。

  
ビジュアルで見ると、「なつかしい」より
別れた時のあの苦しさがよみがってきて、「苦しい」気持ちになる。

  
もうすごく時間がたってる恋なのに。

  
写真の中の、彼は笑ってました。
私もはじけるように笑ってました。

  
いつか、あのみんなでの写真を
「なつかしい」って思える日がくるのかな。

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