自分から別れるっていうことは、絶対にないと思う。なんて嘘だ。
「自分から別れるっていうことは、絶対にないと思う。別れる時は、お前の気持ちが変わった時だと思う」。
こんな言葉を言っていた彼。
でも、さよならを言ったのはあなたの方だったよ。
もらったコメントに、
その方が付き合っていた彼が言った言葉が書いてあって、
それが、私が別れた彼に言われた言葉とあまりに同じで、
悲しく笑えました。
付き合っていたころは彼がよくそう言ってました。
「俺は自分から嫌いにはならない。別れる時はお前の気持ちが変わった時だ」
この言葉って、言われた時、すごくうれしい。
相手にすごく好きでいてもらえる「しあわせ」を感じる。
大切にしてもらえている気がして、
この人が裏切ること、他の人を好きになることなんて、
絶対にないだろうなって、思ってしまう。
そんなこと全然ないのに、ね…。
あなたは、どうしてあの言葉を言ったの?
あんな言葉を自分で言う人ほど、信用できないような気がする。
人は変わっていく。気持ちは変わっていく。
ふたりがおかれている状況も変わっていく。
「ずっと同じ」はない。
気持ちは、その時どきで変わっていくし、
人生を重ねて、経験を積むことでも、変わっていくんだと思う。
それは、悪い方向にだけじゃなくて、いい方向にも。
だから、「絶対」っていう言葉を、むやみに使いたくはない。
「自分から別れるっていう事は、絶対にないと思う」って言った彼は、
数年後に、
「他に気になる人がいる」、
「お前がオレにしてくれる全部がイヤになった」、
「別れよう」、
って言う言葉を、
冷たい横顔で言っていた。
人生はいろいろ。
先が、どうなるかなんて分からない。
私は絶対は信じない。
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