#「婚約していた人と別れることになりました」の理由って…。
「婚約していた人と別れることになりました」。
こんなことって、すごくすごく、ものすごく稀(まれ)なことだと思っていたけど、
そうじゃないのかもしれない。
私の本を読んでくれた方から、手紙やハガキをいただくことがある。
その中にも、何人か、
「婚約していた彼と別れました」という内容のものがあった。
手紙には、
「生きていくこともつらいです」って書いてあるものもあった。
これから先、どうしていいのか分からないって…。
ウエディング関係の仕事もしていたから、
結婚式の相談を受けている中で、破局してしまう人たちにも会った。
直接の知り合いではないけど、
結婚式の1ヵ月前や、2週間前にダメになる人もいた。
婚約や結婚が決まっていた恋の終わりって、
親にも心配や迷惑かけてしまうことにもなるし、
「個人的な」別れを、他人に知らせなくちゃいけない場合だってある。
結婚式の招待状を出していたなら、
出した人全員に破局を報告しなくちゃいけない。
本当の事情を知らない人に、
心ない言葉を言われることだってあると思う。
私にまわりに限って言えば、
婚約や結婚が決まっていた恋の破局の原因の1番は、
どちらかに「やっぱり忘れられない人がいた」っていうこと。
本当に好きな人は、目の前にいる相手じゃなくて、違う人。
結婚っていう新たな人生のスタートが見えた時、
本当の自分の気持ちに気付く。
違う。違う。
本当に本当に好きな人は、やっぱりあの人だって…。
じゃあ、本当に気持ちに気付かれて、残された人は…。
残酷。
私の知り合いのKも、結婚が決まってから別れを決めたひとり。
彼女の方から、別れを決めたんだけど。
理由は、
「前にふられた彼の時みたいな、好きって気持ちになれない。やっぱり、前の彼のことを忘れられていない」
だった。
結婚が取りやめになったからって、
別に別れた彼とよりを戻すことはないのに。
結婚相手の彼のことだって好きなのに。
でも、その好きが違ってるんだって。
自分の気持ちにウソはつけないって…。
気持ちは、心は難しいね。
思い通りには行かない場合も多い。
自分でも、コントロールできないこともあるんだから。
#婚約破棄 #やっぱり前の彼のことが
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