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2024.03.29

#傷ついたり、苦しんだりした別れ。それでもまた新しい好きと出会える?

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ひどい失恋をすると、次にまた誰かを好きになりそうになった時、
自分の気持ちにブレーキをかけてしまう時がある。
相手の気持ちが怖くなる時がある。
 

好きな気持ちが残るままのお別れ。
傷ついたり、苦しんだりしたお別れ。
それでもまた新しい好きと出会えるんでしょうか?
いま私はその先の好きに出会えるのか不安です。
また傷つくんじゃないかって怖いです。
新しい好きに出会ってもブレーキをかけちゃいそうです。

  
これは、以前もらったコメント。

  
「新しい好き」に出会えるかどうかの不安。
別れてすぐの頃は、自分がまた恋をするなんて信じられない。

  
そして、例え誰かを好きになりそうになっても、
「もしかしたらまた…」の不安で、一歩を踏み出すのがこわくなる。

   
傷つくのはこわい。またあの時みたいな恋の終わりが来たら、
それを越える自信がないって思ってたんだ。私は。

  
でも、それでも、恋するのがものすごくこわくても、
また誰かを好きになってしまうと思う。

 
「もう絶対に恋はしない」って心を閉ざして、闇しか見ないで、
自分の殻に閉じこもっていたら、出会いは訪れないかもしれないけど、 
普通に暮らして、普通に仕事して、普通に外に出ていたら、
いつかはまた恋って出会うものだと思う。

  
私はそうだった。
「もう恋なんてしたくない」っていう気持ちと、
「また誰かを好きになりたい」っていう、
2つの気持ちに揺れている時に、新しい恋に出会った。

    
人を好きになることや、恋をすることは、
そんなに恐れちゃだめだと思う。

   
こわい。確かにすごくこわい。
誰かを好きになって、その人に心が完全に傾いてしまったところで、
またその気持ちを否定されてしまったら、
もうどしていいのか分からない。

 
でも、それでも、おそるおそるの一歩でも、
恋へ踏み出す価値はあると思う。

  
根拠も証拠もないけど、
恋をすることでも、恋を失うことでも、無駄なことはないはず。

  
だから失恋して今真っ暗な闇にいても、
今少し動き始めた心を止めないでほしい。
こわいかもしれないけど、進んでみて、その先にある景色を見てほしい。

    
一歩を踏み出すことで、何かが変わり始めるような気がする。
一歩踏み出すことで、変わる状況はある。
 

#失恋 #恋をするのがこわい #踏み出す
 

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2024.03.28

#別れたのも桜の季節。再会したのも桜の季節。

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桜の季節に、ある人と別れた。
そして、その人と別れてから何年か後に偶然会ってしまったのも、桜の季節だった。

  
桜好きだし、お花見はわくわくするんだけど、
別れた季節でもあるんだよなあ。

  
別れたあの夜は、
桜というより、雪やなぎの枝が真っ白ですごくきれいだった。

 
でも、まさか別れた季節に再び会うなんて思わなかった。

  
それは、すごい偶然の再会で、
心の準備なんか全然できてなかったから、
私は心が立ちすくんでしまった。

 
その時私は、人といっしょに歩いていたから、立ち止まることはできなかったけど、
心は止まっていた。多分息も止まっていたと思う。
頭の中が真っ白になった。

   
隣にいる人が話しかけている言葉なんて、全然頭に入ってこなくて、
彼を見つけて、そしてすれ違う間、返事をすることができなかった。

 
少ししてから、「で、何だっけ?」って聞いたもん。

  
そう。彼とはすれ違っただけ。
でもふたりの距離は、数メートルだった。

  
あの人の声、はっきり聞こえた。

  
一瞬、目があって…。
多分、彼も気づいていたと思う。

  
けど、その一瞬が過ぎると、お互い何も見なかったように、
すれ違って離れていった。

  
私、その時友達とお花見に行く途中だった。
カバンの中には、ビールとお菓子が入っていて、
すごく楽しい気持ちだった。

  
会った後すぐは、驚きで動揺しちゃったけど、
桜を見ていたら、その心の揺れも忘れたけどね。

  
あーあ。
なんでこんなに時に会うだろうって思った。
まさに、別れた季節なんだもん。

  
会う前は、もしどこかであの人と会ったら、
笑顔で会釈でもしようか、それとも無視しようか、なんて考えていたのに、
実際は、言葉を失って、すれ違うことしかできなかった。

  
心の傷は、まだまだ癒えてないし、時々痛い。

  
でも、桜は好き。
満開の桜も、夜の闇にぼんやり妖艶に漂う桜も、
風にばぁーと散る桜も、みんな好き。

  
涙も散るね。
 
 

#桜の季節 #雪やなぎ #別れた彼と
 

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2024.03.27

#誰かを好きになるのがこわい。どこまで好きになっていいの?その優しさはずっと続くの?

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一度ふられた経験があったり、
付き合っていた人に自分を否定されたことがあると、
その心の傷の記憶は消えない気がする。

  
すごく好きだった人の心が、
ある日違う人の方へ向かってしまった経験があると、
「また同じことが起きるんじゃないか…」って、
誰かを好きになるのがこわくなる。

  
好きになって、大好きになったところで、
またさよならを言われたら、
今度は立ち直る自信がないって思ってしまう。

   
だから、誰かを好きになるのがこわくなる。

 
私、前にブログでも書いたけど、
すぐに怒る彼と付き合ったことがあった。

 
彼が求めていることと、
私がすることが違っていることが多かったみたいで。

     
付き合い始めの頃は、それほどでもなかったんだけど、
だんだん、「これを言ったら怒るんじゃないか」って
ビクビクした気持ちでいっしょにいることが多くなっていった。

    
それに、その人は優しくしてくれたなあと思って、甘えちゃうと、
次にものすごく冷たい態度をとられることもあって。

    
だから、その彼と付き合って以来、優しくされると、
次は冷たくされるんじゃ…、っていう気持ちが、抜けないところがある。

   
今だってそう。
彼がすごく優しくしてくれると、
それにどこまで甘えていいのか分からなくて、戸惑う時がある。

    
優しくされればされるほど、
裏切られた時の悲しみを思い出してしまう時がある。

  
どこまであなたを好きになっていいの?

どこまで信じていいの?

その優しさはずっと続くの?

あなたの胸に飛び込んでも大丈夫?

って、思ってしまう時がある。

  
これって悲しいことだけど、  
別れの経験がある人なら、
誰もがこんな気持ちを知っているんじゃないかな。

      
でも、それを怖がって人を好きになるのをためらったり、
誰かといっしょに生きていくのを拒むことは、
しちゃだめなような気がする。

    
こわい。確かにこわい。
だって、あのどん底の闇からの道のりは、
もう二度と歩きたくないほどつらいものだから。

  
また、同じような別れがあったら、
もうそこから立ち直る自信はないって思ってしまう。

  
でも、だからと言って人を好きになることから逃げていたら、
恋が終わったところで立ち止まることになる気がするんだ。

    
あんなにつらかった別れから、次へ進めないなんて、
そっちの方がつらいような気がするんだ。

  
人を好きになるって、自分の恋の傷を越えていくことなんだと思うの。

  
その傷は、誰かを好きになったからって、すぐに消えるようなものじゃない。
消えるには何年もかかるのかもしれないし、
一生消えないのかもしれない。

  
でも、その痛みは越えていかなくちゃ。

    
その深く胸に突き刺さる痛みは、
誰かを好きになることで、癒されたり、薄れていくこともあると思う。

    
時々、いっしょにいることで、
ものすごくヒリヒリしちゃう時はあるけど。

    
大丈夫。
自分の心は自分が思っているより強い。

  
また何かで傷ついたとしても、乗り越えていける。
傷ついた分だけ、心って強くなっているんじゃないかな。

    
自分じゃ気が付かないけど、
どんな経験も、自分を強く優しくしてくれているはず。

    
そして、
好きになることや、優しくされることは、こわいことじゃない。
だからそれから逃げなくていい。

  
って、時々自分に言っているんだ。

  
#裏切り #傷ついた分だけ
 

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2024.03.26

#いまの自分をラッキーだとは思うけど、別に幸せだとは思わない。

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写真家としてやれているいまの自分を
ラッキーだとは思うけど、別に幸せだとは思わない。
恵まれているかどうかもわからないですよ。
まだ終わってないですから。
もっとよくなるかもしれないし、もっと悪くなるかもしれない。
それはわからないですよね。

  
これは以前、写真家の大森克己さんの雑誌のインタビュー記事中に書いてあった言葉。

  
「ラッキーだとは思うけど、別に幸せだとは思わない」
ってところが、心に刺さりました。

  
もっと先の未来を信じて、進んでいる人なんだろうな。この人は。
そして強い。

  
確かに、今の自分が本当にしあわせなのかどうかって、
分からない部分ってあると思う。

 
すごい不幸が、未来のしあわせにつながっているかもしれないし、
逆に、今のしあわせな出来事が本当は、
悲しい未来への始まりかもしれないし。

   
だから、やっぱり、今の自分に起こる、
うれしいことにも、悲しいことにも、
あまりに心を動かされちゃいけないんだなって思う。

  
しあわせとか、不幸って、私が思っているより、もっともっと深い。
 
 

#しあわせとは  
 

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2024.03.25

#別れるって言うしかなかった。あの時は。

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歩いていたら、ふっと沈丁花の香りがした。
すごく好きな匂いなんだけど、この花の季節に失恋したから、
思い出ししまう。あの人とのこと。

  
沈丁花の咲く季節に、すごく好きだった人と別れた。
もうだめだなっていう決定的な出来事があったのが、
この花が咲いていた頃だった。

  
花の香りがし始めた頃に、別れるかどうかって悩んでいて、
花が終わる頃に、さよならした。

  
あの時、毎晩この花の香りがする道を、歩いて帰った。

    
あの人と、
「沈丁花の匂いがするね」って話しながら帰ったこともあったな。

  
別れるを決めるのは、私だった。

  
あの人は、続けるのも、やめるのも私が決めていいからって言って、
いつもと変わらない態度だった。

   
ずるい。

  
私から別れを決めたとしても、これじゃあ失恋だよ。
「別れる」って言うしかなかった。あの時は。

  
いろんな事情を考えて、私の行きたい方向を考えたら、
別れるしかなかったよ…。

       
切ないって想いながら、過ごした季節。

  
だから、沈丁花の香りがすると、
胸が痛くなる。

  
もう忘れていたはずの、
あの時の胸が痛くて、苦しくて、切ない記憶が、よみがえってきてしまう。

  
匂いと記憶って、不思議なくらいリンクしてる。

  
沈丁花の香り、好きなんだけど、
なんだか泣きたい気持ちになってしまう。
毎年ね。
  
  
#失恋 #別れ #沈丁花の香り 
 

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2024.03.22

#離れる心。恋人がいるのに、他の人を好きになってしまったら。

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ふられるのとは逆の、さよならを言ってしまうかもしれない立場からのコメントをもらった。
恋の終わりには、さよならを「言う方」と「言われる方」がいるんだよね。
      
   
私は、相手に好きな人ができてしまって、ふられた方だから、
そっちの立場からの目線で考えたり、ものを書いたりしてきました。
でも、このコメントを読ませてもらって、
反対側の苦しみについて、どうすることがいいのか、改めて考えた。     
     
   
私、今は、ふられた彼に好きな人ができたことを責める気持ちはあまりない。
ゼロかっていうと、それはないけど…。
    
   
で、何が今でも心にひっかかっていて、
別れを告げられた時、何にあんなに傷ついたんだろうって考えてみた。
   
   
相手に好きな人ができてしまったのは、仕方のないこと。
誰が悪いとかはないと思う。
  
  
そして、そうなったら、私が何をしたって無駄だっていうのは分かっていた。
恋は、新しい方が強いと思っているから。
      
  
恋は、いっしょにいた月日なんかじゃないっ知ってるから。
いっしょの期間が長ければ強いっていうわけじゃ全然ないから。
   
    
じゃあ私は、何か悔しいか。何か悲しいか。
   
  
それは、彼に「かわいそう」って思われたこと。 
    
    
彼は好きな人ができた後も、しばらくはそのことを私に話さないで、いっしょにいてくれた。
  
     
それは、
「他に好きなコができたなんて言ったら、私がかわいそうだから」だったんだって。
後でそう言われた。

  
その人にとっては優しさだったかもしれないけど、
その優しさがひどく人を傷つけることがある。
     
   
私は、彼の「かわいそう」っていう言葉に、すごく傷つけられた。
かわいそうなんて思われるの…、みじめすぎる。
       
     
彼は「かわいそう」って思いながら私といっしょにいたんだけど、
気持ちはどんどん離れる一方で、心は新しい恋に向いていたと思う。
  
  
「これ以上いっしょにいたら、お前のこと好きじゃなくなる」って言葉が出るまで、
「お前のすること全部がいやなんだ」って言う時まで、
私といることをがまんしていたんだと思う。
     
   
これって、残酷。
「かわいそう」って思いながらいっしょにいるって残酷だ…。
     
  
私ね、いくらいっしょにいたとしても、他に好きな人ができてしまうって、
仕方ないことだと思うんだ。
    
  
それは、恋人でも夫婦でも。
「好きになる」っていう気持ちは、誰にも止められない。それは自分でさえも。
  
  
好きになろうと思って好きになれるものじゃないし。
      
      
だから、好きになってしまったことは仕方ないと思う。
   
   
悲しいけど、つらいけど、それは仕方ないことの場合もある。
    
   
でも、だからって相手を「かわいそう」って思うことはしちゃいけないような気がするの。
私がそうだったからかもしれないけど、
同情されるほど傷つくことはないと思う。
      
     
さよならを言うのって、相手を傷つける。
その人の一部を否定してしまうことにさえなる。
    
   
でも、傷つけることから逃げちゃいけないんだと思う。
誰も傷つかないで、ありがとうで終わる別れなんてない。
    
      
相手の胸をえぐって、絶望へ突き落とすには、
自分も傷を追う覚悟がなくちゃいけないんだと思う。
  
    
次の恋を選ぶ覚悟は、そこまでしてほしい。
     
    
みんながしあわせになれればいいんだけど、
終わる恋はそういうわけにはいかないみたい。
      
     
別れを告げる方は、さよならを言うことから逃げないで。
誠実な気持ちで、自分の気持ちを伝えてほしい。
傷つけることからも、傷つくことからも逃げちゃだめなんだと思う。

  
そして、さよならを告げられた方は…。
誠実な別れなら、それは泣きながらでも、受け入れなくちゃいけないんだと思う。
すごくすごく難しいけど。
すぐには受け入れられないけど。
 
 
でも、離れてしまった心は……。
 
 
悲しい。
残酷だけど。
 
  
#失恋 #他に好きな人ができた 
 

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2024.03.21

#相手の奥さんに不倫の事実を伝えるべきか。

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※前回からの続き
 
付き合っていた人が、実は結婚していた。
自分でも知らないうちに不倫をしてしまっていた。だまされた恋だった。
それが分かった時、その事実はどこまで伝えたらいいんだろう。


友達のEは、結婚している事実を聞いて、しばらくしてMさんとは別れた。
別れの日、その席に私も同席した。

  
Eが「ひとりだと、泣いてしまって何も言えなくなりそうだから…」って。

  
Eはいろいろ言いたいこともあったと思う。
でも、多くは言わなかった。

  
「ずっとずっと信じていたんだよ。ずっと信じてた。楽しかった。しあわせだった。それなのにこんなのってないよ」  
これがEの最後の言葉だった。

  
Eは彼とその後きっぱり別れた。
別れたことに後悔はしてなかったけど、
けど、違うことで悩みが始まったんだ。

   
彼の奥さんは、Mが他の女の人と付き合っていたこと知らなかったのかな。
ほとんどの週末にいないことも、クリスマスにいないことも、
時々旅行に行くことも、ほとんどの日が外食っていうことも、
仕事って思っていたのかな…。

  
Mさんの奥さんは、何も知らなかったのか。
私もこれは不思議に思った。

  
Eが不倫だって気づかないほど、頻繁に会っていたふたり。
いっしょに住んでいる奥さんは、おかしいと思わないんだろうか。
夫を問い詰めることはしなかったんだろうか。

  
もしかしたら奥さんは、知っていた?
知っていながら行動を黙って見ていた?

   
Eは、奥さんがこの事実を知らないでいたとしたら、
このままでいいんだろうかって考えたんだ。

   
自分の夫の裏切りを、ウソを知らないで生きていくことが
奥さんにとってしあわせなんだろうかって。

   
「私、奥さんに事実を言った方がいいのかな?」。

   
私は、何も言えなかった。
決めるのはEだし、これは誰も答えは出せないと思ったから。

  
自分の夫の不倫を知らないで、だまされ続けていることがいいことなのか、
それとも事実を知った方がいいのか。

   
どっちがしあわせなんだろう。

    
自分が奥さんの立場だったら、
本当のことを知りたい?それとも何も知らないで生きていきたい?

  
私だったら…。    
できることなら知らないでいたい。
でも、そんな人をだますような相手といっしょにいることは、果たしてしあわせなのか?

  
分からない。答えが出ない。


結果としてEは、奥さんには事実を伝えなかった。

  
奥さん知っているかもしれないし。
それに、今さらそんなこと言っても、どうにかなることもないし。
もう私には関係ないことだから
 
これが、Eの出した結論。

  
そして、
それに…、
それに何も知らないで奥さんがかわいそうって思っているふりして、
本当は自分は彼に復讐しようとしているのかもって思えてきちゃって。
そんな自分いやだし。

って。

E……。

  
私は、Eの選択は、正しい選択だったと思う。
人を傷つける選択をしなかったことは、Eにとっては良かったような気がする。

     
しあわせとか不幸って、
他の誰かが決められるものじゃないって思う。

  
自分がどう思うかだ。

    
まわりの人がいくらしあわせって思っても、
本人にとっては不幸なことはあるし、
どうみてもその状況は良くないってことでも、
本人にしたら、しあわせな状況って感じることもある。  

  
だから、Mさんの奥さんが、事実を知らないことが、
いいことか、悪いことかは、彼女じゃなければ分からない。

  
そして、もし事実を知る時が来るなら、
それはEからじゃなくて、自分の夫からであった方がいいと思う。

   
その方が、奥さんの受ける傷の深さが違うような気がするから。
 

 #不倫 #だまされた 
 

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2024.03.20

#悲しすぎる不倫。だまされた恋の行方。

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不倫って、最初から相手に家庭があるって分かっていて付き合うことが多いと思うけど、
そうじゃない不倫をしてしまうこともある。
私の友達がそうだった。

      
彼がウソをついていたんだ。
結婚していないって。
それはだまされた不倫だった。

         
友達のEが、その人に出会ったのは、仕事でだった。
広告関係の仕事をしているEは、
デザイナーのMさんといっしょに仕事をした時があった。

  
仕事自体でも、そんなに会うことはなかったし、
もともとMさんは、Eの会社との仕事はほとんどなかったんだけど、
ある日Mさんから会社に電話がかかってきて、
「打ち上げしよう」って食事に誘われたんだって。

       
その後に、ふたりは付き合うようになって。
そして1年ぐらいたった時かな。夜中にEから電話がかかってきたの。

    
「彼、結婚してたの。奥さんがいたの…」って。

     
私は驚いて一瞬声が出なかった。
だって。だって…。

     
私も何度かいっしょに食事に行ったことがあるけど、
Mさんすごくいい人で、Eをだましているようになんて全然見えなかった。

     
休みの日の多くはいっしょに過ごしていたし、
Eの部屋によく泊まっていたのに。
旅行だって行ってたのに。
何なの…。

        
あることがきっかけで、
Eは他の人からMさんが結婚していることを聞いた。

      
Eは、その事実をMさんに確かめた。
そしたら、本当に結婚していた。

     
Mさんは言ったんだって。
「最初は付き合うなんて思ってなかったから、結婚のことを言わないでいたけど、
会っているうちに好きになって、そしたら本当のことを言うタイミングがなかった」
って。

    
タイミングって…。
詐欺だよ。犯罪だよ…。

      
Eは泣いて、泣いて、Mさんを責めた。
当り前だ。

      
そして、私はふたりはすぐに別れるって思っていたの。
EがさっさとMさんを捨てると思った。

      
でも、違った。
EはMさんとすぐには別れなかった。別れられなかったっていうのかな。

     
「憎いけど、けど、好きなの…。どうしても好きなの」

      
これが人を好きになるってことなの?
これが恋なの…?

     
だまされた不倫。
こんなひどい不倫もある。

  
そして、だまされていたって分かっても、
好きになってしまった心は、そう簡単には動かすことはできないんだ。

        
私、こんなひどいウソをついたMさんとなんて、すぐに別れた方がいいと思った。
  

でも、でも、Eの「どうしても好き」っていう気持ちも、分かったんだ。

   
私も彼に「もう好きじゃない」って言われたのに、それなのに好きだった。
「他に気になる人ができた」って言われたのに、好きだった。
悔しかったけど、好きだった。

    
あの人のことを好きだっていう気持ちが消えてくれなかった。

  
だからEの気持ち、分かるんだ。

  
こんな恋には、こんな不倫には、
どこに意味を見つけたらいいんだろう。

  
結局、EはしばらくしてMさんと別れることになったんだけど、
その時Eは、この不倫の事実を、彼の奥さんに話そうとした。

   
またそれが、Eを苦しめることになったんだけど。
 
※次のブログに続く
 
 
 #不倫 #だまされた 
 

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2024.03.19

#激しい恋心がない人といっしょになれるの?結婚できるの?

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「激しい恋心がない人といっしょになれるか。結婚できるか」。
これって難しい問題だと思う。
ものすごく好きだから結婚するとも言えるし。
でも、私の答えは「YES」。
「好きで好きでたまらない。だから結婚する」。じゃない愛もあると思う。

  
このことについて、コメントをもらった。

今さら恋心は生まれない。でも、空気。必要な人。
カレが居てくれたら、自分らしくいれる。
自分が好きになる。
自分に自信が持てる。
いろんなこと、がんばれる。

  
でも、果たしてこの人と結婚することは…って考えている女性からのコメントだった。

激しく好きって思わなくても、
心安らぐ・・安心できる人といることのほうが、いいのかなーなんて・・

  
私の何度かの恋愛を知っている、
ある年上の女性から言われた言葉があるんです。
その人は、もう結婚もしていて、お子さんもいらっしゃる。

  
「結婚する人っていうのは、甘えられる人、頼れる人を選びなさい」
って。
   
私のそれまでの恋愛って、「すごく好き」っていうのが1番だった。
 
 
もう、とにかく好き。
自分を犠牲にしてでも「好き」に飛び込むって感じで。
好きに溺れて、そこで泳ぎながら抱き合いたいって感じ。

  
だから、ものすごくエネルギーを使ったし、
そこに、なんか達成感みたいなものもあった。

  
でも、そんな恋には問題も多くて、すごく疲れていたような気がする。
今思えばなんだけど。  
それなのに、疲れても問題を乗り越えることで、「好き」が深まるような気がしてた。

  
でも、違ってた。
疲れて疲れて、本当はもう岸に上がりたいのに、それが言えなかった。
すごく好きだから、絶対に泳ぎ続けなくちゃいけないって思ってた。

  
本当は、「すごく好き」を休みたかった時もあったんだと思う。
休んでも、安心していられる場所がほしかった。

  
もちろん、結婚する人のことが全然好きじゃないなら、その結婚はNGだと思う。
でも、「好き」っていろいろあると思うの。

 
激しく身をこがすような「好き」とか、
気持ちをお互いぶつけ合う「好き」とか。
でも、ずっと長くいっしょにいることに必要な「好き」は、
量とか大きさじゃなくて、深さみたいなもののような気がする。

  
目に見えている部分は、すごく小さいかもしれないけど、
その小さな部分に、手を入れてみると、
どこまでもどこまでも愛情が続いているっていうのかな。

  
昔、確か「けらけいこさん」のマンガだったと思うんだけど(間違っていたらすみません)、
結婚する前は、愛情をジョッキでかけ合っていたけど、
結婚してからの愛情は、おちょこで、みたいなことが描いてあった。 

  
でもそのおちょこの愛情は、
ものすごく上質で甘くて、大切に飲みたくなるんじゃないかと思う。

  
だから
「激しく好きって思わなくても、心安らぐ・・安心できる人といることのほうが、いいのかなーなんて・・」
っていう気持ちは間違っていないと思う。

  
そして、大切なのは、相手に対して自分も
「心安らぐ、安心できる人」でいることなんだと思う。

  
でもあくまで、これは私の考え。
恋とか結婚とかの価値観は人それぞれだから。

  
「激しい好き」がないと結婚しない人もたくさんいると思うし。
それはその人にとっての正しい答えなんだと思う。
 

#結婚とは 
 

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2024.03.15

#神様は不公平。人を傷つけた人が順風満帆な人生を送るのなんて。

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どんなに人を裏切っても傷つけても、何事もなかったように進んでいっちゃう人っている。
「そういうのっていいの?ありなんだ」って思ってしまう時がある。


これは、私のグチ。
友達のグチでもある。

  
失恋って、100%どちらかが悪いってないと思う。
それは分かってるんだ。

  
ふられる方にも、何か原因があるって分かってるの。

  
だから、どっちが悪いってことはなくて、正しいってこともなくて、
結果があるだけなんだって、分かってる。

  
分かってるんだけど…。

  
自分をふった人や、裏切ったり、だましたりした人が、
何事もなかったように、生活していると思うと、虚しくなる時がある。

  
ふられて別れて少ししかたってないのに、
その彼が結婚したって聞いた時は、カラダがさーっと冷たくなった。
怒りというか、「それはないんじゃ…」っていう気持ちだった。

  
そんなの彼の勝手なのに。

    
友達をだまして裏切った彼が、
会社でどんどんキャリアを築いて、家庭円満で、マンション買って、
なんて聞くと、なんとなく納得できない気分になってしまう。

  
「会社に悪の事実を電話しちゃおうか」。
なんて冗談で言ったりしたけど、友達は笑ってなかった。

  
神様は不公平だって思ってしまう時がある。

  
なんで人を傷つけた人が、何も傷つかないで、順風満帆な人生を歩んでいくの?
って。

  
心は少しは傷ついているのかな。

  
もちろん、
「相手にしたことは自分もされる時がくる」
って言葉は信じているんだけど。

  
と、友達をごはんを食べながら、グチを言ってしまう時があります。

  
まあ、自分たちも楽しくしあわせなんだけど。
別れてよかったって思ってるんだけど。

  
だめな人間だね。私たち。
心が狭いよ。

  
人生のいろんな波にもまれた先輩が言ってたことがあった。

  
「人を傷つけて、上にあがっていく人もいるのよ。そうやって成功していく人もいるの。そういう人もいるのよ」
って。

  
人生って…。
  
 

#不公平 #人を傷つけてもしあわせになる人
 

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2024.03.14

#悲しいことにも、うれしいことにも、起こってしまうどんなことにも、静かな心でいられたらいいのに。

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悲しいことにも、うれしいことにも、
起こってしまうどんなことにも、
そんなに驚かないで、慌てないでいられたらいいなって思う。
 
 
落ち込みすぎない、喜びすぎない、悲しみすぎない。
どこかで冷静な心を持っていられたらいいなって思う。

        
人生って、考えてもしなかったことが起こる。
それは、悲しいことも、うれしいことも。

    
「もう人生のピンチだ」って思ったことも何度かあった。

    
生きていることが無駄に思えるような出来事もあった。

     
でも、そういうことって、多少なりとも誰もが経験することなんだと思う。

       
そんなことが起こった時、
自分を冷静に見ていられる私を持っていたい。

   
悲しみにも喜びにも溺れすぎない自分を持っていたい。

    
でも、そう思いながらも、これからもきっとすごく泣いてしまう時もある。
うれしくてはじけそうになってしまうこともある。
きっと。

  
でも、そういう自分も冷静に見ていられる心を持っていたいと思う。
   

どんなことも「目の前を通りすぎる出来事のひとつ」っていう気持ちで、
起こった事を淡々と見ていられるような自分を、心に持っていたい。

       
そういう自分になるんじゃなくて、
そういう、もうひとりの自分を持っていたいと思う。

    
起こった出来事って、その時すぐに、
「これは悲しい出来事」、「これはうれしい出来事」って決められないんじゃないかと思う。

    
その「悲しい出来事」が、先の未来にある「うれしい」につながっているかもしれないし。
反対に、「うれしい出来事」が、そのままずっと「しあわせ」なままで続かないかもしれないし。

    
起こった事の本当の答えは、その時には分からないと思う。
その意味は、後になって分かるんだと思う。

    
人生ってそういうものなんだと思う。

    
だから、今、目の前で起こっている出来事そのものに、
あまりに心を躍らされる必要はないのかなって。

    
だから、泣きながらでも、笑いながらでも、
起こった出来事から、目をそらさないで、
きちんと見ていられる冷静で強い自分を持っていたい。

    
まだ全然そうなれてはいないんだけど…、さ。
 
  
#冷静な自分で #人生のピンチでも
 

ー過去記事PIC&リライトー

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2024.03.12

届かない。

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泣きたいな。
 
 
声をあげて泣きたい。
 

やりたいことに全然届かない。
 
 
全然届かないの。
 

どうしたらいいだろう。
 
どうしたらいいのかさえ、
どうがんばっていいのかさえ、
なにも分からない。
 
 
友だちは、がんばれって励ましてくれるけど、
この場に立って現実を見ている自分には、
がんばりようがないって分かる。
 
がんばりたいのに、がんばれない。
 
この状況に押しつぶされそう。
 
 
でも
進んでいかなくちゃなんだ。
 
 
#絶望  #がんばれない  #生きるとは



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2024.03.11

#思い出はきれいに残るから、切ない。終わりの方じゃなくて、出会った頃の方が鮮明だから切ない。

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私は、別れた人との思い出の写真は全部捨ててしまう。
もう顔も、いっしょにいた時間も景色も見たくないから。
だから全部捨ててしまう。


プレゼントのお気に入りの腕時計も捨てた。

         
その物を見て、いっしょにいたことを思い出すことがいやだから。

      
それに、こわいのかもしれない。
あの頃の思い出に縛られそうになる自分が。

       
私は弱いから、あの人の面影が少しでも残っているものがそばにあったら、
忘れたい「好きだった」気持ちを思い出しそうになる。

       
写真なんていらない。
なくなってしまった思い出なんていらない。

        
でもこの前、みんなでいっしょに写っている写真の中に、
ふいに別れたあの人を見つけた。

      
あの人が笑ってる。

     
この時って、まだ付き合っていない頃だったはず。

      
みんなで遊びに行ってた時、
あなたの運転する車の後ろの席で、
バックミラーで目が合うたびに、ドキドキしていた頃だっけ…。

        
思い出はきれいに残るから、切ない。

      
終わりの方じゃなくて、出会った頃の方がなぜか鮮明だから、
だから切ない。

     
この写真はどうしたらいいんだろうって迷った。

     
まだ恋が始まっていない、出会った頃の写真。
まださよならへの道が始まってない頃の写真。

     
夏の日だね。
この後、みんなで遊園地に行ったんだよね。
夕方、ふたりで散歩したんだよね。

        
でもこれは、まだあなたとのふたりの時間じゃない時の写真だから、
とっておいてもいいのかな。

        
みんなとの思い出の写真だから、とっておいていいのかな。
  
  
#失恋 #思い出の写真
 

ー過去記事PIC&リライトー

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2024.03.08

#「好きだった気持ち」は忘れなくていいと思う。

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失恋したつらさって、時間の流れによって変わってくると思う。
最初の頃のつらさの原因と、時間がたってからのつらさの原因って、似ているようで少し違う。

   
私が失恋した時、最初の数年って、
彼のことが「まだ好き」でつらかった。
「彼のことが忘れられなくて」苦しかった。

  
もう会えないし、自分がふられたんだから、もうどうしようもないし、
戻れることなんてないのに、
それが分かっているのに、まだ彼のことが好きで。

    
そんな自分が情けなくていやだったし、
彼を忘れよう、忘れようとすればするほど苦しくて、
忘れらないことに焦って、
「どうしたら忘れられるんだろう」、「どうしたら次の恋ができるんだろう」、
って悩んでいた。

    
でも、数年っていう時間がたつと、今度は
「彼のことが好きだった気持ちが忘れられなくて」
っていう気持ちがつらくなってきた。

  
彼のことが「まだ好き」っていう気持ちが、
「好きだった」って気持ちに変わってきた頃だったと思う。

     
もう彼を想う気持ちはなくなってきているのに、
「好きだった」っていう気持ちは消えなくて、
それが、まだ自分は彼のことが好きなの?って分からなくなる時があって。

    
でも、いつかは忘れたけど、ある時、
「好きだった気持ち」は忘れなくてもいいのかなって思えた時に、
すっと心が軽くなった。

   
心の奥に、あの別れで傷ついた気持ちといっしょに、
「好きだった気持ち」も置いといていいやって思えた時から、
終わった恋に縛られていた心が、解かれたような感じがした。

    
私はそんな風に気持ちが変化していった。

  
だから、失恋したつらさって、時間で変わっていくのかなって。

  
時間が流れることで、好きだったことが、
「忘れなくちゃいけないもの」から、「忘れなくてもいいもの」
に変わるっていうか、気持ちが移っていくんだなって感じる。

  
そして、そんな風にして、
自分の気持ちを受け入れられた時に、
失った恋が、無駄じゃない経験になっていくような気がする。

    
失恋も長く心に置いておくと、ワインみたいに熟成されるといいな。
人間として熟成されてくれるといいのにな。
そうなりたいです。
 

#失恋 #好きだった
 

ー過去記事PIC&リライトー

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2024.03.07

#恋にしても仕事にしても、手にする瞬間は迷わずに進め。

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「何かを手にしたいなら、何かを犠牲にしなくちゃいけないことってあるの、人生は」
って、ある女性が言ってくれた。
その女性は、離婚を経験して、ひとりで2人の子供を育てて、
今はお孫さんもいらしゃるTさん。
私が人生の闇の中にいる時に、何度も支えてくれたことがある人。

      
Tさんは、私が10年近く付き合っていた彼と別れた時に、
「越えられない困難は神様は与えないから大丈夫。越えられるわ」
って言ってくれた人です。

      
先日、そのTさんと会う機会があって、
その時、たまたま私の友人が仕事と子育てで悩んでいる話をしたら、
「そのコは、覚悟がないわね。自分はどっちを優先したいのか」って言ってました。

       
優先するって、どちらかを諦めるとか、捨てるってことじゃないんだって。
どっちも大切で、どっちも手にしたいって思う心って、
結局どっちつかずになって、
どちらも中途半端になってしまうから、両方ともうまくいかなくなることが多いんだって。

    
自分は、どっちを優先したいか、自分の中で決めなくちゃいけないって。
何かを手にするなら決断して、決断したらそれに対して覚悟をも持たなくちゃいけないって。

            
Tさんは、そう考えていると言っていた。

      
そして、決めたら迷わず進むことが大切だって。

        
私も、時々、いろんなことがほしくなってしまう時がある。
恋も、仕事も、家庭の安らぎも、仕事の充実感も。

  
そんなの全部手にすることなんてできないって分かってるんだけど。

  
自分にとって今は、何を優先しなくちゃいけないことなのか、
しっかり見極めなくちゃいけないんだろうな。

       
そして、手にしたいことって、その時期、その時期で変わっていくような気がする。

        
仕事を大切にしなくちゃいけない時期、
好きな人との時間を大切にしなくちゃいけない時期、
子育てを大切にしなくちゃいけない時期。
家族と過ごす時間を大切にしなくちゃいけない時期。
とか、人によっていろいろ。

       
でも、どれかをずっと優先しなくちゃいけないってことじゃないと思う。

      
1番大切なことって、人生のその時で変わっていいんじゃないかな。

        
その時の自分にとっての1番を認識して、そしたらそれに向かって走る。
迷っている時間なんてない。
そんな迷ってなんていたら、チャンスも、時間もどんどん過ぎちゃって、
結局手にできるものは、ほんのわずかになってしまう。

        
迷うけど。

    
けど、恋にしても、仕事にしても、手にする瞬間は、迷わずに進め。
決めたら迷うな。

     
と自分に言ってます。

       
今、私は何を手にしたいのかな。
あなたは?
  
  
#人生に迷う #覚悟
 

ー過去記事PIC&リライトー

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2024.03.05

#別れたあの日の私は、今もまだあの冬の中にいて。

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別れたあの日のことをはっきり覚えている。
あの日の季節、空気、空の色。最後の彼の表情。

あの日の私は、今の私とは別の私で、
今もまだあの時の中にずっとたたずんでいるような気がする。
  

あの人のことが忘れられないとかではないけど。
別れ話をしたあの日をずっと思い続けて、悲しいとか、恨んでいるとかじゃなくて。
うまく言えないんだけど、
あの時のあの私は、あの場所に、今もまだ置きっぱなしになっているような気がする。

      
あの時の私が、笑ったり、元気になったり、誰かを好きになることはなくて、
もうあの場所にとどまっていることしかできない。

     
あの人の言葉に、悲しくて涙も出なかったあの場所から、動くことはできない。

       
今の私は、その時の自分から、すっと抜け出してきた気がする。
新しい自分として。

     
悲しみを越えてきた自分が、今を生きてるんだって思える。

      
でも、あの時の自分の気持ちに戻ろうとしたら、いつでも戻れるし、
時々、未来のここから、あの時の自分を見たりもしている。

        
あの時の私は、別れが「こんなこと現実じゃなければいいのに」って、思ってた。
少し遠い気持ちで、
自分のことじゃないみたいに、雪の中に立っていた。

        
あの別れ話をした日が、すごく寒い日だったから、
今日みたいに寒い日は、あの日の私を思い出してしまいがちです。
 
 

#失恋 #別れ #忘れられない
 

ー過去記事PIC&追記ー

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2024.03.03

答え合わせがうまくいかない。

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ここ2年ぐらいのいくつかの大きな出来事が、何かにつながっているとは思う。
 
 
あの時「なんでこんな事が……」っていう出来事が起って、
その後も、こんなにつらいことがなぜー、って思ってた。
 
 
でも、最近それらがつながってきて、
今までの出来事や経験は、「あれ」に向かうために起こったとしか思えない、
という感じ。
 
 
ただ「あれ」は分かっていても、
「あれ」にたどりつく道すじが見えない。
 
 
いろいろ「あれ」につながっているとしか思えないのに、
つながる道すじが分からない今の状況にどうしていいのか。
 

答え合わせがうまくいかない。
 
 
答えは「あれ」じゃないのかな。
 
 
とりあえず、今できることを一生懸命するしかないけど。
 
 
#今できること

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2024.03.01

#秘密の告白。20歳年下の人との不倫の恋。

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ある人のずっとずっと秘密にしていたことを、突然告白されたことがある。
びっくりして言葉が出なかった。
人生っていろいろ。
こんな秘密を持って、生きてきたこれまでは、どんな気持ちだったんだろう。

     
その人は、以前仕事でお世話になった人Jさん。
海外での仕事も多くて、あまり日本にいることがなくて、
久々に会った。

  
時間もそんなになかったので、お茶だけしかできなかった。
そこでなんとなくの流れで恋の話になった時、突然Jさんが、
「私、だいぶ前だけど、結婚して子どものいた時、20歳近く年下の人と、不倫したことがあるのよ」
って。

  
私、絶句。
Jさんは、60代。
再婚を2回されているはずで、お子さんだっていらっしゃる。

  
バリバリのキャリアで仕事をしていて、今も多分ご主人と暮らしているはずで。

  
「驚いた?ごめん。ごめん」
「え、このことって、だんなさまとか知っていたんですか?」
「知らないわよ。子どもにも内緒。今日はじめて人に言ったんだから」

  
私、なんて答えていいのか分からなくて…。
なんで、私にこんな秘密を…。

  
「恋のブログ書いてるんでしょ。書いてよ」

  
Jさんの不倫は、もう20年近くも誰にも秘密にされていた。
短い恋だったみたいだけど、「すごくしあわせだった」って言ってた。

  
「どっちから終わりにしたんですか?」って聞いたら、
「私から。仕事も忙しくなってきたし、彼の将来もあるでしょう。しばらく日本をあけることになったから、それを機に終わりにしたの」

  
「それからは、全然会ってないんですか?」
「会ってないわ」

  
「その時、家族に怪しまれたりしなかったんですか?」
「多分、大丈夫だったと思う。私仕事が忙しかったから、、家を空けること多かったし」

  
「始めから終わりが見えている恋だったから、どうやっていっしょに過ごせるかって、日々ドキドキだった。終わる関係だから、切なくて、でもだから余計に会いたさが募って」

  
大人だ。大人の恋だ。

  
相手の男の人は、当時まだ結婚してなかったそうです。

  
私は、聞いてみた。
「この秘密を、ずーっと家族に黙っていて苦しくなかったんですか?」

  
「苦しくはなかったかな。苦しかったのは、誰にも話せないことの方だった」

  
そうなんだ…。  
   
やっぱりいろんな人生がある。

    
最初から終わりを目指して走る恋もあるんだ。
人によって恋はいろいろだ。

    
Jさん、こうも言ってた。
「そういう秘密の恋をしたことが、仕事にも人生にも、潤いを与えてくれていると思う」って。

 
「全然秘密も、隠し事もない人生なんてつまらないわよ」って。

  
Jさんは魅力的だ。

  
いっしょに仕事をしても、話していても、
もっと何かあるんじゃないか、もっと何か言ってくれるんじゃないかって、
そういう期待を持たせてくれる女性だ。

  
正しいだけ、キレイなだけの中じゃ、見えないものってあると思うから。
恋に限らず、人生はきれい事じゃ終わらないと思う。
いろいろ経験して、黒い部分を見たり、持っていたりすることで、
人としての魅力を増すってことはあると思う。

  
今回、Jさんの恋については、
プライバシーもあるので、詳しく書くことはできないけど、
ただの遊びの恋ではなかった。
いろいろあった恋でした。

    
Jさんのこの恋が、正しいとか間違っているとかじゃなくて、
そういう人生もあるという気持ちで、この記事を。
 
 

#秘密の恋 #不倫 #相手を責める
 

ー過去記事PIC&追記ー

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