#遠くにいかないでっていう気持ちなのに…。
好きな人との別れが近づいてきて、
相手の心が遠くに行き始めたことを感じはじめた時期、
自分の気持ちをどう伝えていいのか分からなくて、
きつい言葉を言ってしまうことがあった。
あなたのことが好きなのに、遠くにいかないでっていう気持ちなのに、
言葉に出るのは、あなたを傷つけることだったり、自分をおとしめることばかり。
そんな時、あなたは悲しそうに、私を哀れむような目で見ることがあった。
私は、それが1番いやだった。悔しかった。
かわいそうだって思われることに耐えられなかった。
そんな目をされた時には、言葉で自分を守るしかなくて…。
優しくされればされるほど、みじめな気持ちになっていったことを覚えてる。
もう、ふたりの先には「さよなら」しかないなら、
優しくなんてしてほしくなかった。かわいそうだなんて思われたくなかった。
だからあの時、言葉であなたを傷つけて、自分も傷つけて、
ふたりの恋に決着をつけようとしていたような気がする。
終わりに近づいた恋は悲しい。
泣きたい気持ち
自分の言った言葉
してしまったこと
それがあなたを悲しませたこと
わかってるんだ
なぜあんな言い方をしたんだろう
あなたの心を計っていたのかもしれない
でも、それで何がわかるの?
あの時
あなたのあきらめにも似た悲しさが伝わってきた
それなのに
私が泣きたい気持ちになるなんて
どうかしている
「恋は終わったあともまだこんなにせつない」(大和書房)より一部抜粋
#失恋 #終わりに近づいた恋 #みじめ
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