#恋愛の掟。「彼を安心させない」こと。
私がいくつかの恋や失恋をしてきて、「こうしよう」と思ったことがいくつかあり。
そのひとつが、「彼を安心させない」こと。
いっしょにいて安らげないとかではなくて。
そうじゃなくて、なんていうか、
「もうコイツは大丈夫だろう」っていう
女性として気を使わなくていい安心をさせないこと。
私は恋愛に関しては、結構尽くしてしまう派だった。
でも、それでつらい恋愛になってしまうことが多くて。
それで、なんでこうなってしまうのか考えたら、
私があまりに彼に尽くすから、その人が
「コイツは何を言っても、何をやってもオレから離れないだろう」
って安心して、私に対して心配りがなくなるってことに気がついた。
だから私それから、好きになった人を安心させない。
全部の手のうちを見せない。
尽くしすぎない。
「何かあったら、いつでも、どこか他へ心が行く気持ちがある」
っていうことを、何気なく見せることにした。
そして、そう思って人と接していたら、
意外と恋に限らず、いろいろな所で人間関係がよくなった気がする。
相手に、大事な存在だって思ってもらえることって、
すごく大事なことなのかもしれない。
「どんな無理を言っても大丈夫。少しひどいことを言っても大丈夫。コイツはオレのことが好きなんだから」
なんて思われたら、しあわせな恋になんてならない。
「想ってくれていなくちゃ、大切にしてくれてなくちゃ、私はいつでもどこかに行きます」
っていうぐらいの気持ちを持つことは、自分にとってもプラスだと思う。
尽くしすぎないようにするためにも。
だからと言って、高飛車になるわけではなく、
わがままを言うとかではなく、相手に冷たくするとかでもなくて、
常に冷静で少しだけあの人に「距離を置く」ことが、
安心させないことにつながるんだと思う。
なんでも物事ってそうなんじゃないのかな。
完全に自分の物になったって思ったら、手を抜くと思う。
自分だってそう。
彼が自分の言うことをなんでも聞いて、どんなことでも許してくれたら、
彼の心に安心しきって、努力することなんてしなくなると思うから。
私は、ずっと彼に好きでいてもらいたいし、大切にしてもらいたいから、
彼を安心させない努力をしたい。
「彼を安心させない」。
これも、いい恋をするための、恋愛の掟のひとつだと、私は思う。
#恋愛の掟 #尽くしすぎない #彼との距離
#遠野まりこ #恋は終わったあともまだこんなにせつない
ー過去記事PIC&追記ー
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