■恋をしなくちゃつまらない人生なの?
「恋」って、していなくてはだめなの?恋をしていない人はつまらない人生を送っているというの?
私は、もちろん恋することは楽しいことだし、生きがいみたいなもののひとつにはなると思う。私自身、恋することが好きだし。
でも、じゃあ恋がない人生は、恋をしている人と比べてつまらないかっていうと、
そんなことはないと思う。
何年か前に失恋して、落ち込んでいた時に、
確か内館牧子さんの本だったと思うんだけど、(間違っていたらごめんなさい)
「恋をしている人生と、恋をしていない人生の違いは、
コップの水に、レモンが浮いているか浮いていないかの違いぐらいのもの。
レモンが浮いていたら、もちろんそっちの方がいいけど、別になくても困らない」
っていうような事が書いてあった。
私がその本を読んだ時って、新しい恋をしなくちゃって思ってはいるんだけど、
なかなか出会うことができなくて、なんかすごく焦っている時期だった。
恋をしていないと、彼氏がいないと、女としてダメな人間なような気がしてた。
でも、この本を読んだ時、
「そうか。そうなんだよね。別に彼氏がいなくたって、人生大きな問題はないんだ。
よく、考えたら、今だって結構楽しいし、彼がいないからって困ることなんてないじゃん」
って、すごく気持ちが楽になったことを覚えている。
「コップの水にレモンが浮いているかどうかの違い」って、すごく言い当ててると思うんだ。
レモンが浮かべたあったら、確かにお水がおいしく感じられるし、得した気分になる。
でも、「水を飲む(生きる)」ってこと自体には、そんなに関係がないんだよね。
味の違い、気分の違いだけで。
それが分かった時、肩の力が抜けたような気がして、
生きるのが少し楽になったような気がした。
恋は確かに楽しい。
でも、それがないから死んじゃうかっていうと、そんなことは全然なくて。
恋してなくても、自分の好きなことをやって、
人生いきいきしている人はいっぱいいる。
反対に、恋に落ちているから、苦しい日々を過ごしている人もいっぱいいる。
だから、恋していないことを、むやむみ悲観することはないって思うの。
うまく言えないけど、
恋をしていないことに劣等感を持っていたり、暗い気持ちでいると、
ますます恋が遠くに行ってしまう気がする。
笑顔のところにこそ幸福は来るみたいな。
焦っていてもその焦りが、相手に伝わって、
恋になる手前に終わってしまう例も見てきた。
「恋をしている、していないの違いは、
コップの水にレモンが浮いているかどうかの違い」
って本当にそう思う。
でも、だからと言って「もう恋なんてしなくてもいい」っていうのは違うと思うけど。
「もう恋なんて…」って思ってしまったら、ますます恋は遠くに行くと思います。
「恋したいな。誰かを好きになりたいな」って思う気持ちは大切で、
具体的に動くことも大切で、
でも、悲観的になる必要はなく、焦ってはダメで。
って、難しいことなのかな。
そんなことないよね。
私はひとりの時はいつでも思っていました。
「恋したい」
「大好きになれる人に絶対に出会うはず」って。
でも、その出会うまでの時期は、
まあひとりも楽しいし、この時にしかできない経験をしておこうって、思うようにしていました。
不安で眠れない夜もあったけど。
恋していないからって、悲観的になっちゃだめ。
「コップの水にレモンが浮いているかどうかの違い」なんだから。
恋をしようって言ったり、しなくても焦るなって言ったり、
矛盾しているようだけど、
悲観的にならずに、恋に向かわなくちゃっていうのが私の想いです。
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コメント
ちべさん
コメントありがとうです。
本、2冊も読んでいただいたんですね。
ありがとうございます。うれしいです。
私も失恋した時、内館牧子さんの本、何冊も読みました。
救われますよね。
失恋の傷は、すぐには癒えないと思います。
でも、光が見えてくる瞬間が必ずあるから、
前に歩いて行くことをやめないでください。
このブログは、くだないことも書いちゃうと思うのですが、
笑って読んでもらえればうれしいです。
いつでも遊びに来てくださいね。
投稿: まりこ→ちべさん | 2006.12.05 午前 03時24分
まりこさん、こんにちは。
私も失恋をきっかけに、まりこさんのBlogを知ったんです。
まりこさんのご本も2冊、読ませていただきました。
おっしゃる通り、「恋はレモンのはいった水のようなもの」と書かれたのは内館牧子さんです。
今、私は失恋の痛手をひきずりながら、日々暮らしています。
でも、私には、大好きな内館牧子さんの本と、まりこさんのBlogがあります。
お二人の書かれたもののおかげで、
少しずつ元気になろうと思っている私です。
投稿: ちべ | 2006.12.04 午後 08時36分
●marikoさん
こんにちは。コメントありがとうです。
「ブログを読んで勇気が」っていう言葉、とってもうれしいです。
これからも
「恋を失った経験をした人なら分かってもらえるに違いない」
っていう気持ちで、くだらないことも含めて、書いていきます。
時々遊びに来てください。
同じmariko。親近感が。うれしい偶然ですー。
●ルルさん
本読んでいただいたんですね。
ありがとうございます。
うれしいです。ちょっとはずかしい気もしますが…。
読み終えたらぜひぜひ感想聞かせてくださいね。はずかしいけど。
泣けるって、ある意味楽になれますよね。
泣けない方がつらい。
泣いてすっきりして、前に進む力が湧いてくる時ってあります。
早くルルさんが涙が流せる日が来るといいな。
投稿: まりこ | 2006.11.30 午後 03時34分
こんばんは。こちらこそ、いつもコメントありがとうございます。俺なんかの意見に耳を傾けてくれて感謝です。ちょうど、まりこさんが出された「この恋にさよならがあるなんてとは思わなかった」を読みました(こちらが先に手元に届いたので)。ごめんなさい、今まで黙ってましたが昨日までまりこさんが書いた本を読んでなかったですよ~はっはっは~(乾いた笑い)。つまり、ここのサイトに来たのは単なる偶然だったというわけです。でも、なんか偶然が必然に変わっている気がします。書いてある言葉を一つ一つかみしめながら淡々と読んでしまい(とりあえず100ページくらいまで)、ちょっと寝不足でしたよ(笑)でも、すごく今の俺には、響くことばかりでしたし、正直、普段活字を読んでいない(気分が乗ると読みますが)俺には、こんなに魅せられた本なんてあったっけって気分でした。お世辞ではなく!恋していないと人生がつまらないって普段会う友人とよく話していますよ、ほとんど愚痴に近いですけど。だから、俺もいつもそんな自分が惨めでくやしいって思っていました。女性だけでなく、男性でも恋人や家族を持てない人を駄目な人間だとあざ笑う傾向にありますし俺自身もあざ笑っちゃってますから・・自分もそうなのに(苦笑)。恋してる人はみんな幸せでなんで俺だけこんな思いしているのだろうと何度自分を責めたのだろうかと。早くしないと、自分だけ取り残されいつまでも後ろ指をさされるって。でも、思うんです。それって全部エゴですべてはそのために相手を利用するのかなって?失恋したあと心が凍ってしまうことをいつも願っていました。そうすれば、これ以上傷つかず泣くことはもうないって。昔は、感受性が強く感動するとしょっちゅう泣いてました(ほたるの墓を小学生の時見て泣きましたし)。でも、今は泣くことができません・・たとえ感動していても涙が出ないんです。今もそうなのかなって思います。だから、いい機会なのかもしれません。今日は、嫌な事がちょっと多かったけど、考え方を変えるだけで心がしっかりとしたって感じる一日でした。継続していい方向に持っていけるように精進です。今出来ることを。
投稿: ルル | 2006.11.29 午後 11時04分
まりこさん、こんにちは!
初めてコメント送らせていただきます、私もmarikoと申します。
失恋がきっかけで、まりこさんのブログを知りました。
いつも心に寄り添うような文章、本当に勇気をいただいてます。
「コップの水にレモンが浮いてるかどうかの違い」そのとおりですね。
この言葉で、まるで視界が開けたような感じです。
心軽やかに!生きていきます(^^)
投稿: mariko | 2006.11.29 午後 12時17分